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    (Ruff-Cut)

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    Bounty Killerからのメッセージ

    ファイル 37-1.jpg

    ジャマイカのエスカレートし続ける犯罪に
    "Grung God"Bounty KillerがBlackberry Messenger Broadcastを通してジャマイカにメッセージを送った。

    Jamaicaよ,俺はもう一度警告する。

    無職、無教育、無出席、壊れた家、片親、母なし子、父なし子、手本にできる大人がいなかったり、精神的支えになる人物がいない、
    青少年センターもなければ、職業訓練所もなし。

    スポーツもできなければ音楽活動もなし。

    ゲットーには何にも、何にもないんだ。

    その代わりに銃、ドラッグ、金を持っているドン、暴力、犯罪、圧力がある。

    もし発砲するのが怖ければ、馬鹿扱いだ。

    そしてこういったドンシステムを作ったのは政治家達で本来なら自分たちが一軒一軒家庭訪問をするべきなのをドンにまかせたからいけないんだ。

    だから実際にはドンが犯罪を犯しているわけではなくてドンに操られている青少年らが犯罪を犯しているんだ。

    だから我々がやらなくてはいけないことは8歳から12歳の子供らにも青少年プログラム、教育プログラム、スポーツや、音楽プログラムを人殺しをする代わりにやらせるべきだ。

    そうだ、少年らは我々の未来だ。

    お前らがドンにヤツラの世話を頼みっぱなしにするからヤツラはいつでもドンの為に死ねるんだ。

    俺らがドンになって彼らを助けようじゃないか。

    どうして俺がこれをやり続けていると思うんだ。

    少年らを救い続けてもう数年にもなるのにまだやり続けている。

    悪魔が暇そうにしている手を捜し続けているんだよ。

    暇そうにしている手なんてこの国にどれぐらいあると思うか?

    いい加減にしろよ、Thugzを殺すだけじゃなくてThugzになってしまう要素を殺さなくては。

    「治療」をするのではなく「防止」をしよう!

    GRUNG GAADがJAMAICAに物申す!「もうたくさんだ!」

    “Jamaica me a warn unuh again. Unemployment, Uneducated, Unattended to, broken Homes, single Parents, Motherless, Fatherless, no Role Model or good Mentor to Emulate, no youth centers, no work shops, no sports or musical activities, no nutten in the garrisons or ghettos; then there is the guns, the drugs, the dons with the money, the violence, the crime, the peer pressure, if u not bussing it up u are a fool; and all these conditions – politicians created the dons instead has to go house to house or individually to persons him get the dons who choose who and who get a thing less headache 4 him but the dons strength is in the youths so what we must do is to start focus on the youths raging age eight to twelve get them in youth programs, educational programs, sports and muzik programs; as well as kill out all criminals from now on; yes the youths are the future and unuh leave them up to the dons to tend to and care 4 that’s why they are ready to die 4 the dons; let us be the dons and help the youths; why u think I been doing it, helping youths over years and still doing it; the devil finds favor in idle hands and how many idle hands we have in this country come on now don’t just kill out thugs but also kills out what causes youths to fall on the thug path; stop cure, let’s prevent. GRUNG GAAD A TALK JAMAICA WE TIRED!!“

    (Text by Kozz fr Kingston, JA)



    Beenie Man、ハイチ地震生存者のための救済を誓う

    ファイル 4-1.jpg

    「ワイクリフとハイチの人達に同情せずにいられないね。

    ニュースでハイチの島の荒廃な状態を見て、心が動かされたよ。

    ストリートには何百もの死体が積み上げられ、地震によって破壊された建物、がれきに挟まれている仲間や家族を助けようと取り組む人々、、、

    それを見てオレに何か出来ることがあるなら何でもしたいと思った。」

    とBeenie Manは言った。

    「一刻も早くカリビアンコミュニティを組織化して、あらゆる方法で可能な限り、我々の兄弟、姉妹達が助かることを望んでいる。

    さもなければ今後もっと大きい災害が今度は我々にのしかかるだろう。

    学校は死体でいっぱいになり、病院は病人と瀕死の人達で溢れ、すべての通信が途絶える、、、それこそ大災害だ!」

    Beenie Man(ビーニマン)とWyclef Jean(ワイクリフ)は数年前に"Love Me Now"と"Lie Detector"という曲で一緒にコラボをしたことがある。

    「世界中にあるコミュニティを改善させるため、オレとワイクリフは共に情熱を燃やしてきた。
    彼はいつでも実践していて、自分の国(ハイチ)の現状もしっかり目で追っていた。

    今、非常に困難なハイチを彼はどうするつもりなのか、オレには想像もつかないよ。」

    ビーニマンは母国ジャマイカの無法地帯のインナーシティ(スラム地区)であるCraig TownやArnett Garden、Waterhouseなどで、社会的に環境計画の先頭を立っている。

    ビーニマンはワイクリフが設立した募金サイト"Yele Charity(ハイチ財団による救済募金)"にすでに募金をした。

    ファイル 4-2.jpg

    ハイチは西半球の中で最も貧困民も多い国と考えられていて
    約900万人の住民のうち、400万人はハイチの首都ポルトープランスとその近郊に住んでいる。

    今回のハイチ地震の発生地はポルトープランスからわずか10マイルだった。

    また2008年にハイチは4つのハリケーンによって大きな打撃を受けている。

    ハイチの平和使節であるWyclefは、2008年のハリケーン"Gustav(ガスタフ)"で被害を受けた地域のために、救済募金を集める"Yeleハイチ財団"を始めた。

    ワイクリフが設立したYele Haiti【ハイチ地震救済募金】のサイトはこちら↓↓↓
    http://www.yele.org/

    (Text by Kazumi fr. Ruff-Cut)



    Slackness/スラックネス放送禁止

    先日キングストン在住のこずえちゃんから聞いた話によるとジャマイカではダガリン、ソカ、ガンネタの曲は放送禁止決定だそう。
    しかも今度はクリスチャン団体がストリートダンスの廃止も訴えているとか。

    2年前のサウンドのインタビューでは、ストリートダンスもジャマイカ観光の一つになっていて…なんて話だったのが懐かしい。
    でもこの頃からKartel vs Mavadoの記事が多くなったな。

    最近、海外のサイトで「Slackness(スラックネス)」についての記事が出ていたので読んでみたら興味深いことが書いてあった。

    『ダンスホールミュージックにおけるスラックネスについてどう思う?またそれらの曲を禁止する必要があると思うか?』

    ●Super Catの返答:

    ファイル 294-1.jpgStingが最初の発端だ。
    Stingは音楽の世界におけるボクシングの試合みたいなものだ。

    Maxi Priest(マキシープリスト)やBunny Wailer(バニーウェイラー)などのビッグアーティスト達もかつてはこのステージに上がり、ボトルを投げつけられたりした。
    Stingはそういうスタイルなんだ。
    それにDeejayクラッシュはいつでも最先端だし人気がある。

    しかし本来クラッシュとは才能ある新人のアーティストを生み出すための場であり、すでに名の売れたアーティストがやり合う場所ではない。

    セックスチャンネルが今後禁止になるかどうかだって?
    この世に男と女しかいないのに何故セックスのことを表現してはいけないのさ。

    Super Catは1991年のStingでたしかNinjamanに殺人者だとディスられたんじゃなかったかな?
    このインタビューでキャットは「音楽業界でのアーティストの不名誉は絶えずあることだ」と語っている。

    ●Gramps Morgan(Morgan Heritageのメンバー)の返答:

    スラックネスはスラックネスでしかないし、みんなに間違った影響を及ぼしてしまうと思う。

    ●Donovan Germaine(PentHouseのプロデューサー)の返答:

    スラックネスは必要だと思う。家族を持つまともな人間ならそれを耳にしても気にならない。

    ●Marcia Griffithsの返答:

    私はスラックネスではないわ。
    もし自分がシンガーやミュージシャンだというのなら、神の教えを超えられる人でいなければいけないの。
    私はいつでも聖書の言葉を引用できるシンガーでいたい。

    ●Mr. Perfectの返答:

    ファイル 294-2.jpgその質問はいいね。

    我々はもっと社会的な道徳が必要だし、
    子供達の目に入るもの、耳にすることをもっとコントロールしていかなければいけないんだ。

    もちろんすべてのことをコントロールするなんて無理だけどどこかでスタートさせなきゃ。

    いろいろな雑誌やゲームなどを通して子供達は物事を知る。
    少なくともスラックネスがマスメディアなどで取り上げられないようにするなど制限をしなければいけないだろう。
    また昔のダンスホールはどうだったかを人々に想い出させる必要があるね。

    そういえば昔、Little Lenny(リトルレニー)が"Gun inna Baggie"(下着の下の銃)という曲を出したとき、
    ラジオでは放送出来ない内容だったから別のクリーンバージョン(道徳的にきれいな歌詞)を用意したんだ。

    "Gun inna Baggie"を聴きたい人は、セッション(ダンスの現場)に足を運ばなければ耳にすることは出来なかった。

    スラックネスを禁止しても、ダンスホールの世界にはたいした影響を及ばさない。
    なぜなら大好きな曲がラジオで聴けなくなったリスナー達は、もっと現場に足を運ぶようになるだけのことだから。
    ダンスホールミュージックは決してなくならないのさ…

    …といった内容の記事だったんですが、
    この先、レゲエ、ダンスホールがどのように突き進んでいくのか。
    そしてダガリンのその後は?
    気になりますな(^-^;

    (Kazumi@Ruff-Cut)



    No More Daggering!

    先日ジャマイカ放送委員会でこの先ラジオ、テレビ、ケーブルなどで全てのDaggeringチューンと放送禁止用語が含まれている曲(ピー音で編集されている曲)の放送を禁止した。

    この決定にダンスホールアーティスト達は「放送委員会のDancehall Musicを目の敵きにした嫌がらせ」と話している。

    ●Nothing better to do(他にやる事がない)

    ファイル 86-1.jpgシングジェイMr Vegasからのコメントで彼はチューン「Hot Wuk」の中でDaggerinというフレーズを初めて使ったアーティストだ。

    「きっと放送委員会のヤツラは暇なんだな。
    今ラジオでかかっている50%以上の曲が何らかの形で編集されてる。
    じゃあこの先ラジオでは一体どんな音楽が流れるっていうんだ?
    国営のラジオ局でも使って「Love 102」って名前でもつけるかな。」

    「彼らがやっていることは創造力を破壊する事だ。
    例えばR&Bの歌詞で'I'll make love to you like you want me to'って言うのと
    'Bend Ova'って言うのは同じ意味だ。
    ただ単に言い方の違いで俺らはそういう風に言うってだけだ。

    セックスに関して話すって事がみだらな行為へ発展させるって事では全くないし
    他にもたくさんのアーティスト達がそれを証明している。
    それに編集されている部分がすぐに問題に繋がるってワケでもない。

    時々アーティスト達は自分達の使っている言葉がダンスではかけれるけどラジオには過激すぎるって思うときもあるんだ。
    だからそれの為の編集なわけだよ」

    放送委員会からの決定発表は先日行われ
    この新たな方針は先週の金曜日から実施されていると話し、
    この決定はDancehall musicを攻撃しているわけではなく今後更なる規制改革の為の「観察」だと話し
    今後ソカやカーニバルなどの他ジャンルの音楽への適用についても視野に入れていると話した。

    ●It's not OK

    RDXのRenegadeは公共に相応しくない音楽の放送を禁止する事は悪くないが
    別ジャンルへの適用も行うべきだ、と話す。

    「放送委員会からのDanceHallへの攻撃はセクシャルミュージックってだけで全てのジャンルの音楽を禁止にする事ができないからだと思う。
    だけど「Daggerinチューン」。
    このDancehallのスラング。

    例えば'I kissed A Girl'は禁止されないだろ。

    ヤツラに言わせたらパトワで表現するっていうのが駄目で英語ならOKって言うんだ。
    これはジャマイカ人がジャマイカ人とジャマイカの音楽に攻撃をしているって事なんだ」

    ●If dem can play Candy Shop from 50 Cent then you can play Rampin' Shop
    (もし50CentのCandy Shopが放送できるならRampin' Shopも放送できる)

    アーティストTarrus Rileyはこの決定に賛成だ。

    「アーティストは自由に自己表現ができるべき。
    だけど自由に自己表現をするには自己責任をちゃんと持つべきで世の中には色んな人間がいて色んな音楽がある。
    そしてアーティスト達は自由に音楽を創る。
    ただ単にいくつかの音楽は公共向けじゃないって事だよ。
    だけどもしDancehallがラジオで放送できないっていうならHip Hopだって放送をやめるべき」

    翻訳・文:Kozz (from Kingston, JA)



    KartelがMavadoを「無能」呼ばわり

    ファイル 99-1.jpg

    Vybz Kartelが先日のER内でのMavadoへのインタビューに対してメッセージをぶつけた。

    「俺らがヤツを有名にしてやったんだ。
    床屋野郎(Mavado)と曲を5曲一緒にやったんだ。
    その頃Killaはヤツの事なんか気にも留めていなかった。
    俺らがヤツにスター気取りをさせてやったんだ。
    BMWに乗せて色んな所へ連れて行ってやったんだ。
    ヤツは俺に対してバッドマインドなだけだ。
    何故かってAppliance(Allianceを皮肉った言い方)で何をやろうが俺には敵わないからな。俺はいつだって努力家なんだ」

    インタビュー中にKartelはMavadoの事を「Da dogface bwoy de」(あの犬面野郎)と話しついでに(MavadoがKartelの事をJerkと呼んだ事に対し)ジャークチキンを売っていたこともない、と話した。

    「俺は誰の頭も刈った事ないし、ジャークチキンをやってた事もない。
    テレビですごんでギャングスタぶった事もない。
    俺らは生粋のジャマイカ人って事だけだ。
    生粋だって事はそんな簡単に俺らの事をディスできないって事だ」

    「俺が神の事を必ずしも信じているわけではない、と言った所で何も悪い事じゃない。
    俺は罪人だけど、しかし男が「Gully Gadd」と自分の事を呼んだら神の名を乱用している事になる。

    俺は床屋野郎に言ってやる。
    自分の事をIntelligentなんて言ってる割にはI-N-T-E-L-L-I-G-E-N-Tのスペルも知らない。
    自分の恥をさらす前にしっかり読み書きの勉強をしてから来るんだな。」

    そして彼はこの機会を利用し彼のニュープロダクトVybz RumとDaggering Condomの宣伝を行った。

    今年のStingにはMavadoとKartelの出演が決まりクラッシュとなるのではないかと注目が集まっているところだが
    Stingのオーガナイザーとの話しではStingを最後に「決着」をつける事になっているようだ。

    「ヤツのインタビューが俺の電話に入っていてMavadoのファンらに見せ歩いて笑い飛ばしてやってるぜ。
    世界のEmpire。Kartel様が一番だ」

    記事の中に出てくるERでのインタビューが下記のURLで見れます。

    http://www.youtube.com/watch?v=gI-cz4M3PUQ

    翻訳・文:Kozz (from Kingston, JA)



    MavadoがKartelに挑戦状

    ファイル 100-1.jpg

    Mavadoがジャマイカローカル番組ERのインタビューでKartelに挑戦状とも言えるメッセージを語った。

    インタビューの中でKartelの事を"Bad Mind"(ジャマイカの口語で妬み、嫉妬を意味する)と呼び
    最近Kartelが出したチューンの中でMavadoの母親をディスしている事を指摘した。

    「Kartelの母親は立派な女性だ。Kartelの母親は絶対俺のOvercomeやSo Specialとか色々な曲を絶対聴いてるはずだ。
    それでいつか俺が彼女の事をディスしている歌を聴くなんて事は有って欲しくないよ。
    Kartelは俺のレベルの5%にも満たないよ」

    また彼はKartelについて
    「ジャマイカ国外で彼の事など話題になっていない。ジャマイカ内だけだ」

    そして彼の事を「ジャーキー(干し肉)」などいくつかの侮辱する発言をし
    更に
    「俺はシンガーであいつはDJだ。俺はあいつに何にもやらせないからな」
    と話した。

    記事の中に出てくるERでのインタビューが下記のURLで見れます。

    http://www.youtube.com/watch?v=J0cydBHEpBI

    翻訳・文:Kozz (from Kingston, JA)



    Elephantmanニューアルバムもうすぐリリース

    ファイル 173-1.jpg

    待望のElephantmanのニューアルバムが8月14日にリリースされる。

    "Let's Get Physical"というタイトルのアルバムはHip Hop、P Diddyの"Bad Boy
    Records"よりリリースされる。

    去年の早い時期よりElephantmanがBad Boy Labelとサインした事がニュースになり話題にされており、
    2006年の後半にはリリース間近と噂されていたが
    Elephantmanによるとリリースにあたりたくさんの「お役所仕事」をクリアにしなければいけなく今やっと準備が整ったとの事だ。

    "Let's Get Physical"はShaggy, Rihanna, Mya, Busta Rhymes, Mario他多数のビッグアーティストとコラボレーションしている。

    Five-O

    アルバム収録されている最初の曲でWyclef Jeanとコラボレーションしていて
    この曲のRemixがもうじき発売されそちらにはラッパーYoung JocとAssassinをフューチャリングしている。

    A dancing ting

    "ダンスチューンを最初に持ってきたかったんだ。
    (Five O)は簡単で覚えやすいノリノリのチューンだ。
    Hip Hopスタイルにするつもりはなく常にダンスホールやカリビアンを感じれる物だよ"

    Elephantmanは引き続きダンスホールアーティストである、と語っている。

    "今でもたくさんのリディムで歌ってるよ。
    場所にこだわらずに島の外だって中だって自分に出来ることをこなしているんだ。
    ジャマイカを代表できるように素晴らしい音楽をやっていくよ”
    とはいえElephantmanが外国のレーベルと契約をした事に不満がるファンもいる。

    あるファンは
    "ダンスホールは変わっていってるんだ。最後にエリが出した曲はいつだよ?
    今はMungaやMavadoその他新しいアーティスト達がダンスホールを仕切ってるんだぜ。

    Bad Boyはエリを冴えなくさせたと思うよ。
    だってアルバムは海外(アメリカ)向けに作られているんだろう?”

    エナジーゴッドは楽観的に受け止めており、新たな助言者P Diddyより色々学んでいるようだ。

    "いいアルバムだ。絶対気に入るから楽しみに待っていてくれよ"
    とElephantmanは語る。

    (翻訳:Kozz)



    Munga Honorable伝

    ファイル 181-1.jpg

    雄弁でストリートを鋭く歌うダンスホールDJ Munga Honorableがハードコアなライムを爆発させる。

    本名Damian Rhoden

    St MaryのIslingtonという町で生まれた彼は18歳の時にRed Label Wine Superstar Competitionに出場し
    オリジナルソング"Who Drink Out the Red Label Wine"を歌いこの世界に入った。

    過去にはSt Maryハイスクールに通っていたこともあったが、
    ストリートでHustling(ホスリング=小銭を稼ぎながら生き延びる)をし続けてていた事もあった。
    しかしそのコンテストに出場して以来、そこへ戻ることはなかった。

    Mungaは彼の柔軟なスタイルを磨き続け"Fireman"Capletonのサポートアクトを続けソロでも活躍するようになった。

    明朗なラップスタイルにコンシャスネスを融合させ"ギャングスタ・ラス"のイメージでヒットソングの"No Bad Like I"を掲げ
    今までにないスタイルでミュージックビジネスに突入してきた。

    そしてこの"No Bad Like I"はモンスターヒットを飛ばし、島中からアメリカ東海岸、カリビアンまでを沸かせ
    彼の強烈でインパクトの強いパフォーマンスはたくさんのファンを魅了した。

    Mungaが、ケイプルトンのツアーに一緒に参加したのは2001年から。

    小さな島から始まり2002年にはU.Sツアーに回った。

    「The Prophet(ケイプルトン)は俺の一番の師匠だ。
    パフォーマンスのやり方、人にどういう風に自分のイメージを伝えるかって事や声やボーカルについてなど教わった。
    俺は彼のプレゼンテーション力を推薦するよ」

    David HouseとDon

    Corleoneで仕事をするようになってからが彼のターニングポイントとなった。

    この二つの会社のマネージャーのガイダンスにより、Mungaは幅広いレゲエのリディム
    (High Atitude, Sweat, Heavenly, Untouchable, Operation Blaxx, Full Clip, Seizure, Billback, 12 Gauge, Soapなど)
    で留まる事のないシングルを出すようになった。

    彼の決まり文句 "Yes!Yes!"

    ファイル 181-2.jpg彼は自分の存在を全ての歌で証明する。
    それがギャングスタバイブスやコンシャスムードの時にでもだ。

    彼は自身の事を"Gangsta Ras"と呼ぶが、ギャングスタの見た目でダンスホールシーンで有名になり
    コンシャスなリリックスでラスタファリアンでい続けることを融合させる。

    彼が言う"What you see is what you get, which is simply Munga at his best
    (見ているものが全てだ、それはMungaの最高の部分だって事だよ)"

    彼のヒットシングル"Bad From Wi Born"を2006年にリリースして以来、ステージショウには欠かせない存在となった。

    その他"Flippin Rhymes" "I Came To Take My Place" "Not At All" "Earthquake"などの曲全てが
    ダンスやラジオなどでヘビーローテーションされるようになった。

    ファーストアルバムを製作中だが最高の物ができると語っている。

    "どこかをマーケットのトップに持って行きたいんだ。視野を広げ、若者達が活躍できるような場所を"

    Mungaの大ヒットチューン「Bad From Mi Born」のリリックスと簡単な翻訳が LYRICSのページ でチェックできます



    異例の記者会見でMOVADOとKARTELの争いが終止符

    ファイル 185-1.jpg

    長い間論争を起こしていたダンスホール・アーティストのVYBZ KARTELとMOVADOが、
    昨日(2月28日)ペガサスホテルで行なわれた記者会見で、二人の争いに終止符を打った。

    報道されたところによると、RE TVのキーマニ・ロビンソン氏と、
    この記者会見の計画を立てたDCPマーク・シールズ氏が立ち会いのもとで二人は事前に個人的なミーティングを行なったそうだ。

    昨日のインタビューで、マーク・シールド氏は語った。

    「私とRE TVのキーマニ・ロビンソンは、この二人のアーティストの論争について、議論しあったんだ。
    このままではファンや取り巻きの間で起きているリリック論争が犯罪に発展してしまうってね・・・」

    「私とキーマニはこの問題について二人で協力しあって解決していこうと話し合った。
    ポジティブでいるための音楽と芸術のためにね。
    ちょうど二人のアーティスト達の論争も少し落ち着いた様子だったから、私たちはカーテルとモバドと一緒にミーティングすることに決めた。
    もちろん両者とも来てくれた。その結果、公開ミーティングを行なうことになったのさ」

    「実際のところ、二人とも和解するのをためらったので、私もキーマニも驚いた。
    私たちは両者のファンの間で何が起きているのかを説明したんだ」

    昨日の記者会見で、両アーティストは争議の調停をし、彼らの間で和解する意思があることを示した。

    しかし、ファンと取り巻きの間で起きているリリック論争が暴力に発展していることについての質問が、両アーティストに一気に向けられた。

    カーテルとモバドはファンに対して謝罪をし、さらに暴力を起こす道具として、自分たちのリリックを使うのをやめるよう訴えた。

    カーテルは言った。
    「俺自身もモバドも、お互いを批判する曲を歌い、リリックを書いただけ。
    なぜならそれは音楽であり、アーティストはクリエイティブでなければいけないからさ」

    「ファン達は、俺とモバドが実際に争って撃ち合ったところを見たわけでも聞いたわけでもない。
    それに俺は今日モバドと会うためにここに来た。
    今、俺はモバドの左側に、モバドは俺の右側にいる」

    「俺たちはリリックでの論争をしていただけで、暴力的な争いは起こしていない。
    俺らのために仲間や敵を暴力に巻き込むような歌もうたっちゃいない。
    今日俺たちがここにいるのは、和解の進歩があったってことを見せしめるためさ」

    またMOVADOはこの件について、次のようにコメントをしている。

    「和解したのは本当のことさ。そして俺が "Real Mckoy"や"Gangsta fi Life"で歌っていることもすべて本当のこと。
    俺たちが一致団結したのも本当。過去の出来事も本当さ。BLESS.」

    ALLIANCEと今後リンクしていくことに期待していいのか?とカーテルに尋ねてみたところ、次のような返事が返ってきた。

    ファイル 185-2.jpg

    「"ALLIANCE"に今後戻ることはないね。
    "ALLIANCE"は"ALLIANCE"で活動しているし、俺は俺で"PORTMORE EMPIRE"っていう今ボスしまくってる若手アーティスト集団を抱えている。

    俺とボウンティは今までステージで争ったことなど一度もない。
    だからモバドともこうやって和解した。
    俺たちはステージで争いを起こすようなことはしないよ」

    しかしこのような記者会見があっても、大半のメディアは二人の和解を信じなかった。

    DCPマーク・シールド氏に向けられた質問のほとんどは、この記者会見は二人の本心ではなく、単なるジェスチャーなのではないか?ということだった。

    その質問に彼はこう答えた。

    「そのとおりだ。二人が和解したのを見たファン達が、今までの暴力行為に対し非難するようになってくれればいいのさ。それが本当の目的なんだから。」

    次に私たちは、
    「この記者会見によって、二人のアーティストの宣伝効果を妨げることになったら?
    ・・あなたはどう思う?」
    とマークに質問した。

    「もしそうなったら、たぶん動揺してしまうだろうね。そしてこのことを引きずるだろう。
    だが、これは私とキーマニで決めたことだから、後悔はしない。
    しかし暴力を止めるんだから、よい宣伝になるはずだ。すばらしいことだ。何の問題も抱えていない 」

    そして昨日、私たちが二人のアーティストと直接話をしたところ、
    彼らは「ファンのみんなには、二人の新しいコラボを期待してほしい。このことがみんなに伝えられてうれしいよ」と語った。

    情報:YARDFLEX



    BAD GAL"CECILE"が2007年、ニュールックと音で勝負!

    ファイル 186-1.jpg

    バッドギャル・セシールが2007年、ニュールックとサウンドを取り入れた新しいスタイルで活動を開始する。

    カリフォルニアのロングビーチで行なわれた26周年の"ラガマフィン・フェスティバル"からちょうど帰国したばかりのセシールがインタビューで語った。

    「ローカル(ジャマイカ)の人達は、私のことをしばらく見ていないってきっと思ってるわね。
    実際、海外でたくさんの仕事とたくさんのコラボをしてたの。」

    セシールの最新のビデオ「TAKE IT OFF」では、ロンドンの"ABOOD MUSIC"のアーティスト"SMUJII"が一緒に出演。
    また3月に "EMI LATINO(ラテン)"の"DANGER ZONE LATINO LEBEL" からリリースされる「MATADORE」というアルバムでは、
    ジャマイカのアーティストとレゲトンのアーティストが一緒に出演している。
    このアルバムで、唯一のジャマイカの女性アーティストであるセシールの最高の出来となった2曲のコラボレーション・ソングでは
    "FRENCH UNIVERSAL"のレコーディングアーティスト"LOAD KOSSITY"と一緒に"BOUNTY KILLER"が出演している。

    ●アルバムについて

    セシールはまだ独自のアルバムをリリースしたことはないが、
    LADY SAWとSEAN PAULのアルバムの中に彼女の曲が数曲フューチャーされている。
    しかし、2007年には日本とアメリカに向けて初のアルバムをリリースするため、今セシールはそれの制作活動に取り組んでいる。

    CORDEL "SKATTA" BURRELらのプロデュースによる「TALK TALK」が収録された
    日本向けのデビューアルバム制作の最後の仕上げに取りかかっている彼女から話を聞くことが出来た。
    (※「TALK TALK」は、昨年DANGER ZONE レーベルからリリースされたWIPE OUTオケの「GOODY」に似た曲)

    セシールは、次にアメリカに向けてリリースするアルバムの中のいくつかの曲は、作り直す予定だと語る。

    「もっともっとグレードアップするために、今まで歌ったダンスホールの曲すべてをアルバムに取り入れるつもりよ。
    だって、ほとんどの曲はまだみんなに知られていないもの。。。
    ジャマイカでは古い曲になるかもしれないけど、アメリカ市場ではどれも新しいものなの。
    今はヨーロッパ向けのアルバムも制作中よ。」

    「ちょうどジャマイカに戻ってきたばかりで、今はいくつかの現地のプロダクションと一緒に仕事をしてるわ。
    DANGER ZONEレーベルから出る"JAMDOWN"っていう新しいリディムがあるんだけど、
    その"JAMDOWN"と"WAITING"っていうリディムを使って、新しい曲を2曲ばかり製作している最中なの。」

    「"JAMDOWN"はジャマイカに向けて作った曲よ。
    私はね、自分の国について曲を書いたり制作したりしたことは今までに一度もないの。
    至る所では、いつもみんなに聞かれるわ。
    『 何故あなたはジャマイカに住んでいるの?』『犯罪が絶えない危険なところなんでしょう?』ってね‥。
    だけどね、私は犯罪や暴力のことじゃなく、良い部分のジャマイカをみんなに伝えていくつもりよ。」

    セシールは、洗練された高級な女性のセシールに変貌していた。

    2007年は新しい音に合わせて、新流行のスタイルを取り入れていきたいと説明するセシールは、
    ビジネスの面でも成長し、また外見的にも完成された女性に成長したように見える。

    セシールの新しい曲を聴いたら、きっとみんなが関心を持つであろう。
    なぜならその曲はHIPHOPとROCKのMIXに合わせ、ダンスホールがMIXされた新しいスタイルだからだ。

    彼女がシーンに初めて登場した時、ただ歌うだけのアーティストだった。
    だが、2007年には、革命をもたらす新しいアーティストに変わろうとしている。

    セシールの新しい曲、"WICKEDEST TIME A WEN DI RAIN START FALL"のリミックスバージョンは、
    アーティストの"HITLIST"とのコラボレーションソングで、これのビデオシューティングも行なっているので
    みんなの耳に届くのも近いだろう。

    情報&写真:YARDFLEX



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