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    (Ruff-Cut)

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    WASP,"Cry Fi Haiti"をリリース

    ファイル 5-1.jpg

    「Officer」のビッグヒットで知られるシングジェイWASPが
    彼の曲「Cry Fi Dem」のリメイクをしハイチの被災者に贈った。

    このハイチバージョンは先週末にリリースされ
    既にBBCやその他の海外メディアでオンエアされていて注目を浴びている
    とWASPは話した。

    この曲のオリジナルバージョンは昨年10月にリリースされている。
    そして今回ハイチで起きた大地震で
    この曲のいくつかの詩を変えて「Cry Fi Haiti」をリリースした。

    歌の中で彼はこう歌っている。

    "Mi haffi cry fi di Haitian dem who don't have no food to eat/ Haffi cry fi di Haitian dem who no longer have nowhere to sleep/ Dis a fi who lose dem life inna di earthquake, may dere soul rest in peace.

    (ハイチの人々の事を思うと泣かずにはいられない。
    彼らは食べる物もないんだ。
    ハイチの人々の事を思うと泣かずにはいられない。
    彼らは寝るところも失ってしまった。
    この曲はこの地震で命を失ってしまった人たちへ贈る。
    彼らの魂が安らかに眠れますように)"

    Youtube内でこの曲はファンより高い評価を受けている。

    BBCのレポートによるとハイチの地震での死亡者の数は推定5万~20万とされている。

    ハイチは西半球で最も貧しい国でありこの地震以来たくさんの寄付が世界各国から寄せられている。

    (Text by Kozz fr. Kingston, JA)



    Kartel舌ピアス否定

    ファイル 55-1.jpg

    先日から世間を騒がしている「Kartelが舌ピアスを開けた」説。

    当本人がこの噂を否定、更に「Bounty Killerが噂を広めた」と抗議した。

    ジャマイカでは主にオーラルセックスを好む女性の間で舌ピアスが流行っていて
    Bountyが先日リリースした「Gaza・・・And Drag」の中でユーモラスを交えてこの事を歌った事が噂の始まりのようだ。

    この歌の中でBountyは

    "di worse ting happen a road from wah day star, di people dem say Kartel bore him tongue, it nuh look good Rasta."

    (最近起きた中で一番最悪の出来事が起きちまった。皆カーテルが舌にピアスを開けたって言っている。なんてこったい)

    と歌っていてその後Kartelはカウンターアクションチューンとして「Nuh Bore Tongue」をリリース。

    このPVはYoutubeで見れるので良かったらチェックしてみて欲しい。

    このチューンの中でKartelは

    "Killa yuh pop down and yuh lame ... true yuh desperate to get a hit song yuh come wid bore tongue rumour fi a fame."

    (キラー、お前は全然イケてないんだよ。ヒット曲を出せないからって舌ピアスの噂を流して有名になりたいだけなんだろ)と歌っている。

    (Text by Kozz fr. Kingston, JA)



    Kartel vs Mavado クラッシュもう一度?!

    まだStingが終わって数日しか経っていないが内部関係者の間ではクラッシュの再戦が囁かれている。

    ファイル 91-1.jpg「決着はまだついていない。Karte,Mavadoの承諾を得れれば早ければ二月にでも再戦を検討している。」
    とStingのプロモーターSupreme Promotionのチーフは話した。

    「まず、Stingでのクラッシュはちゃんとしたクラッシュではなかった。
    ルールは途中で変更されアーティスト以外はステージに上がってはいけないのにMavadoの取り巻きがステージに上がり、バンドはアーティストの贔屓バンドでバイアスだった。
    ルールをもっと明確にするべきでアーティストはクラッシュが終わるまでステージから離れてはいけないのに今回のようなミスがたくさん起こり仕切りの悪さにとても驚いた」
    と別のポピュラーダンスホールプロモーターが話した。

    Hype TVのディレクターは
    「クラッシュはどちらのアーティストも勝ちではないけどダンスホールの勝ち。
    このStingはとても成功してジャマイカ島中の人達の関心を呼んだ。

    二人のトップアーティストのクラッシュで誰も怪我をしなかった事は素晴らしい。

    StitchieとPapa Sanのステージが過去で最高だったけどこの二人にダンスホール代表アーティストとしてのバトンは渡された」
    と話した。

    その頃二人のアーティストは自分達が勝ったと思っておりその理由を挙げている。
    二人とも各ローカルエンターテイメント番組の出演を期待されており
    今週末に放送予定の「On Stage」ではMavadoが

    「Boy,Yuh dun know mi just rub out mi rival..Portmore a Kartel Place and Kartel just sink in front of thousands no matter wah him say」

    (いやー俺のライバルを今葬ったところだ。PortmoreはKartelの陣地だけど、彼がなんと言おうがヤツは数千人の前で沈んだよ。)

    Kartelは自分が勝ったと思っていて彼がステージに残った最後の男だと話す。

    「How di bwoy fi say him win the clash when hima a repeat him lyrics dem all two time?Him tink people deaf? Then yu a go run offa stage like tief inna yu police clothes you inna.

    (同じ曲を繰り返し歌って何がクラッシュだよ。皆耳が聞こえないとでも思ってるのか?それでステージから逃げ出しちまうんだよ。ポリスの洋服着てるけど泥棒みたいにな。

    Run? Don't run.him cut with all him bands 'cause when mi look roun mi no see dem.just the equipment.How him so anxious fi run offa the stage when him smell him death?Not even Usain Bolt move so fast」

    逃げるだって?逃げるんじゃねぇよ。バンドも引き連れて逃げ去って周りを見たら楽器しか残ってねぇ。やられるのが見えたからってなんでそんな風になるんだ。ユーセインボルトだってそんなに早く走れねぇぞ)

    そしてその数時間後にKartelは曲をレコーディングした。
    彼自身のレーベルAdidjaheim Recordsよりタイトルは「Lastman standing(Don't Run)」
    LyricsはStingでの出来事をドラマ仕立てに語っている。
    Lyricsの一部を紹介しよう。

    ファイル 91-2.jpg「Lastman standing(Don't Run)」

    Intro

    Notnice...di boy run like a wounded dawg,
    Notnice,
    アイツは傷ついた犬コロのように逃げ出した

    Bruk Usain record,
    ユーセインの記録を破ったぞ

    Don't run barber boy, don't run,
    バーバー野郎、逃げるんじゃねぇ

    The boy dress up like police
    ポリスみたいに着飾って

    An a run like thief,
    でも泥棒みたいに逃げる

    Don't run barber boy,don't run
    バーバー野郎、逃げるんじゃねぇ

    Chorus

    Big yaad, we a di last man standing.
    ビッグヤード、俺らが最後に残った者達だ

    Rifle shot move the gully bankin
    ライフルが土手を揺らす

    Gwaan a di barber shop and trim
    床屋に行って髪でも刈れ

    Next year nuh do more damn Sting.
    来年はStingには出演できねぇぞ

    We a di last man standing,
    俺らが最後に残った者達だ

    A pure big matic
    劇的なドラマを

    Gaza man bring
    Gazaのヤツラが作り上げたぜ

    Me nuh coward like Bounty and him.
    オレはBountyやヤツみたいに怖がりじゃない

    Log on pon youtube
    youtubeを見てみなよ

    Watch di damn film
    Stingを見てみなよ

    Lisa Hype,Barber boy
    Lisa Hype、床屋野郎が

    Embarrass him fans
    ファンをがっかりさせてるぜ

    Mi can't believe him run
    ヤツが逃げ出したなんて信じられネェ

    Wid him bands
    バンドと一緒に

    Him sing one tune two time
    ヤツは二回も同じチューンをやった

    When teacha run out wid A million songs
    ティーチャが1万曲を披露しているのに

    Gaza shub out the casket
    Gazaが棺おけを用意してるぜ

    So 2009 nuh mek nuh more plans
    だからお前には2009年は来ない

    この記事で紹介された "Sting 2008" のDVDはこちらで購入出来ます

    翻訳・文:Kozz (from Kingston, JA)



    'Water Works'Bujuの最新TSUNAMI!

    ファイル 122-1.jpg

    夏に向けて忙しい日々を送るBuju Banton。

    モンスターヒット’Cow Boys'Feat New Kidzとのビデオシューティングを終えて
    一息をつく間もなくスタジオワークをこなし
    同時にGargamel Gleanerの発表も行なっている。

    そして最近一番の話題といえばUnfinish Businessリズムの’Water Works'だろう。

    Buju Bantonからこの夏に向けて100%ギャルチューンだ。

    Water Works'はこんな内容で始まる

    "Jackie come check mi/mi know whe she waan/
    tired a di man dem/weh a nyam di sitten raw..."

    (ジャッキーが俺に会いに来た/彼女が何が欲しいか知ってるよ/
    アソコを舐める男ばっかりで/嫌になっちゃったんだってさ)

    リリックスを聞いたら絶対コマゲン間違いなしのチューンだ。

    翻訳・文:Kozz (from Kingston, JA)



    T.O.K "Don't You Cry"放送禁止に!

    ファイル 176-1.jpg

    インターナショナルダンスホールグループ T.O.Kの最新チューン "Don't You Cry"が最近放送禁止となった。
    "リディムは(No Fear)でプロデューサーはShane Brown。
    他の同リディムの曲ももうすぐ放送禁止にされるんだ。"
    とT.O.KのメンバーFlexxがStar紙に話す。

    歌はこう始まる

    'Don't you cry
    泣かないで

    If a bad man kick in the door
    もしバッドマンがドアを蹴破って入ってきたら

    Waving a 44, don't run everybody on the floor
    44口径を振りかざしてたら、決して逃げ回ったりしないで

    Don't make a sound
    音を立てないで

    Don't you cry
    泣かないで

    If a bad man fly di gate wid a dutty 38
    もしバッドマンが38口径を持って突入してきたら

    If yuh whisper, a gunshot straight
    囁いただけで弾が飛んでくるぞ

    Don't mek a sound
    音を立てないで.'

    確かに放送されるには多少きつい表現もあるかもしれないが、
    Flexxは何故この歌が放送禁止になるのかがわからないと言う。

    "歌はもしガンマンに出くわしたらヒーローになろうとせずに用心しろって事を言ってるんだ"

    Irie FMのDJ Sunshineは
    "放送取り締まり委員会からこれらの曲は暴力的だという伝達がまわってきたけど
    実際はこれらの内容よりひどい物だって放送されてるしこの曲が問題になるとは思えないわ”

    更に続け
    "皮肉な事に私がよくかけていた曲がが放送禁止になったわ。
    同リディムでNinjamanの「Art of War」、Vybz Kartelの「Guh Fi Dem」それにTOKもね"

    取り締まり委員長にコメントを求めたが却下された。

    しかし放送取り締まり委員会によると特定の曲や番組を放送禁止にはしていないとし、
    委員会のウェブサイトより引用すると
    "法に基づき全てのメディアは標準に適するよう通知されていて
    放送コードは全てのコンサート(そこで歌われる歌も含む)にも適用され
    暴力的、性的な描写や言動などが対象になる"と書いてある。

    プロデューサーBrownも
    "他にもっと暴力的な曲があるのに何故「Don't You Cry」が禁止されるのかわからない」
    と話している。

    7月入荷のIRIE FMのラジオDJ "DJ WAYNE"によるMIX CD [Gangsta Prayer] の中に、
    この"NO FEAR"リディムの一連が収録されています。

    CDオンラインショップでは、T.O.Kの"Don't You Cry"の試聴ができます。

    DJ WAYNE - Gangsta Prayerはこちらで購入出来ます

    情報:JAMAICA STAR
    訳:Kozz



    ダンスホールの女王!Lady Saw

    ファイル 179-1.jpg

    ダンスホールの女王、Lady Saw。
    本名Marion Hall。

    彼女のシモネタ全開のリリックスとミュージックビジネスの中で
    女性アーティストとして最も長いキャリアを持つDJとして知られているが
    最近は今までの彼女とは変わりもっと繊細でソフトな彼女を見ることができる。

    彼女の最新ビデオ"Infertility"(ディレクターRas Kassa)では
    Lady Sawの子供が出来ないという個人的で繊細な部分を映していて
    この曲は彼女の四枚目のアルバムに収録されている。

    ビデオはPort Royalで撮影が行われ様々な景色がバックに現れるが
    その中の一つは真っ暗な背景に様々なメッセージが書かれた物が次々に現れるシーンがあり

    "My heart is full(胸がいっぱい)""Yearning for children(子供への想い)"
    "in what do I keep faith(信じ続ける事)"というようなメッセージと共に色々な親子像が映し出される。

    子供への愛に満ちている母親、子供を捨ててしまう母親、堕胎手術をしようとしている母親や虐待をしている親などだ。

    リリックスは実にクリアでたくさんの女性が同感するだろう。

    "Not having a child don't make me any less than a woman
    I've got so much love to give to so much unwanted kids.
    I would give anything,to have a child of my own,
    But in the meantime
    Let me share my happy home to the less fortunate
    Take away some of the stress"

    (子供がいないからと言って私の女としての価値を下げるわけではないわ。
    私には恵まれない子供達に与えられるたくさんの愛があるわ
    子供を産めるなら何だってあげるわ
    でもその時が来るように
    私の幸せな家庭が運気をあげてくれるように
    ストレスを取り除かせるわ)

    ジャマイカでは子供のできない女性をダンスホールも含め
    「女性として不能」「オーラルセックスばかりしている」などど馬鹿にされる対象になっているが
    子作りの為に長期休暇をとり不妊治療を受け、それでも子供に恵まれなかった彼女は
    その体験で感じた事をこういう風潮がある中
    プライベートにも関わらず歌にして同じ問題を抱え悩んでいる女性達にメッセージを送る。

    歌はとても心に響きジャマイカや世界中の子供を産むことが出来ない女性に自信を与えるだろう。

    情報:Observer



    STAR紙によるアンケート結果発表「2005年の最も重要な曲は?」

    ジャマイカ新聞 「STAR紙」の読者を対象に「あなたにとって2005年に最も重要なレゲエ/ダンスホールの曲は?」というアンケートを紙面上で行った。

    それによって選ばれたアーチストと曲が下記のリストだ。

    今回のアンケート調査では、ダンスホールのシーンに与えた影響力、リリックスの内容、社会問題との関連性、そして現地ではもちろん国際的に認められているかどうかなど、様々な面から重要視し厳選された。

    その際、曲についての議論が起き、それらの意見を簡単に編集したものが、下記のコメントである。

    すべての曲が2005年にリリースされたものではないが、その年に大ヒットしたものである。

    ■JUNIOR GONG/WELCOME TO JAMROCK

    ファイル 201-1.jpg

    この曲はグラミー賞にノミネートされたアルバムの中に収録されているヒットシングルだが、果たしてジャマイカの現実について正確に歌われていたかどうか、暴力を称賛し社会におけるすべての苦難を表しているだけではないか、などの議論も起きた。

    ■LEFTSIDE and ESCO/TUCk EEN YUH BELLY

    ファイル 201-2.jpg

    これはLEFTSIDE and ESCOをスターダムにのし上がらせた代表曲となったが、歌詞の中で体重のことや体型のことを言うのは問題ではないかという討論が起きた。

    ■JAH CURE/TRUE REFLECTION

    ファイル 201-3.jpg

    さらに論争の的になった曲である。
    この曲は人気高いアーチストJAH CUREの投獄された男の改革についてを歌っていて、その歌詞には胸が引き裂かれるような強烈なメッセージが描かれている。

    ■T.O.K./FOOT PRINT

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    この大ヒット曲はインターナショナルの市場で大きくクロスオーバーし、またT.O.K.というグループにも非常に国際的な称賛をもたらした。これは家族の上に暴力が引き起こした結末を歌っている。

    ■GYPTIAN/SERIOUS TIMES

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    この曲は社会的に厳しい現実を正確に反映した歌詞の内容なので、非常に評判が良くたくさんの人達から愛された。

    ■BABY CHAM/GHETTO STORY

    ファイル 202-1.jpg

    BABY CHAMはこの曲によって大きな復帰を果たした。彼自身が経験し見てきた過去の社会状況について歌っている。

    ■ELEPHANT MAN/WILLY BOUNCE

    ファイル 202-2.jpg

    これはおそらく2005年の間で最も大きなダンスヒットチューンだった。
    このダンスを創った"ボーグル"は、不滅のダンサーとしての名声がタイムリーに与えられた。今や"WILLY BOUNCE"は永遠のダンスとなり、ELEPHANT MANの歌詞にある「DANCE WILL NEVER DIE」という言葉に嘘はない。

    ■SEAN PAUL/WE BE BURNING

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    SEAN PAULのニューアルバム「TRINITY」からのヒットシングル。
    この曲は、海外で相当な大ヒットとなり、BETとMTVでもヘビーローテーションでオンエアされた。

    ■VYBZ KARTEL/EMERGENCY

    ファイル 202-4.jpg

    これはKARTELが多才で多面的なアーチストであるということを見事に証明させた曲である。
    彼の力強い歌詞は、ジャマイカでの重く苦しい社会的な政治の状況についてが描かれている。

    ■I-WAYNE/LIVING IN LOVE

    ファイル 202-5.jpg

    これも人々を勇気づけるメッセージが込められた非常に良い曲である。
    私たちに必要なものは愛なのだということを訴え、我々を元気づけ、また若者には犯罪など犯さず農業を営んだ方がよいとアドバイスをしている。

    ■SIZZLA/RASTA NAH APOLOGISE

    ファイル 203-1.jpg

    この曲は、同性愛の権利を主張する団体より、ダンスホールの中の「同性愛嫌悪」の歌詞が問題であると指摘されたことの反論を歌っている。
    SIZZLAはこの問題について、アーチスト側の沈黙を破り、一人のアーチストとして、彼らの要求に対してレスポンスを返した。

    ■TURBULENCE/NOTORIOUS

    ファイル 203-2.jpg

    2005年のこのヒット曲により、TURBULENCEはDEEJAYとしてさらに注目を集めた。
    また彼にしては珍しくダンスホールの中のギャングスタ現象についてを歌ったので、今までとは違う新鮮な印象を与えた。

    以上が、STAR紙による「2005年の最も重要な曲」のアンケート調査の結果でした。

    みなさんにとって2005年の重要な曲って何でしたか??

    考えるといろいろな曲が出てくると同時に、その時のシーンや状況も一緒によみがえってきますね。
    今年はどんな曲が私たちの心を揺らし踊らせてくれるんでしょうか。

    (情報提供:THE STAR)

    Text: Kazumi(Ruff-Cut)



    Red RatとPsychoが指導者達に送る"The Letter"

    先日Red Ratと 彼の子分であるPsychoが"The Letter"をレコーディング。

    この"The Letter"のリリックは、国を乱雑させている政治や野党の指導者達のやり方に対して、手紙で指摘、忠告している、といった内容だ。

    「この曲は、もともとはPsychoのアイディアなんだけど、ジャマイカで実際に起きてきたことを元に考えついた。
    俺達はペンと紙を用意して奴ら宛に手紙を書いた。」
    とRed Ratは語っている。

    「“アーチスト達はお互いののしりあってるだけで何もしない”ってみんな言ってる。
    で、俺とPsychoは、この国の重大な問題点をみんなが関連うけて考えることが出来るように
    "The Letter"という曲に託すことに決めた。」

    Red Ratは、感動的な曲を作るアーチストとして知られている。

    例えば"Nuh Live Nuh Weh"のリリックは、ストリートチルドレン達の過酷な現状を説明している。

    「この曲は俺が実際に見てきたことを歌にした。
    俺達は普段はおどけたアーチストかもしれないが、このように問題が重大になってる時こそ、真剣に歌わなければいけない」
    Red Ratは語った。

    1993年から音楽業界で活動してきたPsychoは、Red Ratがマネージメントしているプロダクション、
    "Bratt Production Camp"のメンバーであり、他にも "Italee"や"Maddish"、"Genius","Facety"と"Stranger"などが所属している。

    Psychoは、1999年にMaddishとのコンビの曲 "Bombay"のヒットによって、名前が知られるようになる。

    その後も、Young Bloods レーベルから"Supn Inna Supn"(これもMaddishとコンビ)をリリース。
    この曲はお笑いネタである。

    「とにかく人を笑わせるのが好きなんだ。ユーモアは俺の個性でもあるし・・・」
    とPsychoは言う。

    最後にRed Ratが語った。

    「今現在は若手のアーチスト達と一緒に仕事をしている。
    彼らはタレント性も非常にあるし、最高のリリックも書ける。
    俺個人の考えとしては、インターナショナルなマーケットを目指したい。
    何故なら俺が手がけている作品のいくつかは、インターナショナル的な要素を持っているから。
    インターナショナルに達成する時は、Bratt Productionのアーチストも一緒だ。」

    "The Letter"は今現在ローカルのラジオステーションでは度々エアプレイされていて、2週間以内にはリリースされる予定だ。

    kazumi(RUFF-CUT)



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