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Dancehall Queen Reportやダンスホール事情、ダンサーインタビュー、ジャマイカのダンス情報などを中心にお届けします☆

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Black Blingaz Interview

Star紙の"Artist of the Months"で数回に渡りジャマイカのダンサーを特集しているのでこちらで紹介しようと思います。

まず最初はBlack Blingazから。

Black Blingaz - Power to the People - 人々へパワーを

ファイル 96-1.jpgBlack Blingazにとって必ずしも全てのグリッターがゴールドというわけではない。
それは何かもっとパワフルな物、雄弁さで踊る能力、ブラックパワーの力であり
Black Blingazは5人のメンバー(Chris Bling, John Bling, Migz Bling, Marlon Bling,German Bling.) で構成されている。


(写真左:Chris Bling 右:John Bling)

彼らにとってダンスは生まれつきな物だった。
メンバーはSpanish Townで一緒に育ち覚えている限りではいつも一緒に過ごしていたという。

「Black Bling」の名前の由来は彼らをダンスのポスターに載せようとしたプロモーターがポスターへ載せる名前を聞いたその当時の流行り言葉「Bling Bling」から来ている。

それ以来Passa PassaやたくさんのDVDで彼らのダンスが見られるようになった。

彼らを言葉に例えたら「Fresh and Clean(新鮮で清潔)」。
いつでも出かけれるように常にきっちりとした格好をするように心がけている。

Star紙のインタビューに
"Black Blingazは皆のモノさ。
誰でも気軽に話しかけてくれよ。
俺たちはいつも新鮮で綺麗でまっすぐで流行の先端を行ってるんだ。
その辺のただのジャラジャラつけてる集団とは一緒にしないでくれよ。
Blingとは俺たちが極めたい事でBlackって事は俺らのシンボルカラーなんだ"

Black BlingazのダンスはEver Fresh Ever Clean, Caan Tired, Tek Weh Yuself, Black Dem Out, Myspace, Scissorsなど他にもたくさんのダンスがある。

次回はRavers Claversです。お楽しみに!

(翻訳:Kozz)

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Black Blingazが来日した「Dancehall Queen Junko Birthday Bash - Black Blingaz Japan Tour in Boat Ride -」の模様がこちらで見れます

DING DONG'S NEW DANCE - BEFORE SUMMER & SURF

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久々のニュースの更新です。お待ちいただいてた方には本当申し訳ないです。
今回は人気ダンサー Ding Dongの記事を紹介したいと思います。

イギリスのレゲエチャートで1位を獲得した Ding Dongのシングル「Bad Man Forward, Bad Man Pull Up」の歌詞の中でも歌っているニューダンスの「Before Summer」。

ダンサーだけでなく、Deejayとしても活躍中のDing Dongが、今度はその同名の曲をレコーディングした。

「このダンス(Before Summer)はあちこちですぐに流行るよ。
見たらすぐにわかるダンスさ。ちょっと変わったダンスだからね。
6つの違ったダンスから作られているんだ。

今俺たちが支持しているロードダンスは、毎週日曜日にマウンテンビューのレイバーズ・クレイバーズ・パークでやってる「Gabba Sundays」さ。」

Ding DongはRavers Clavers Crewと一緒にバハマでのショーを控えている。

「今俺たちはヤバいショーをやってるんだ。毎週末はどこかしら営業に行ってる。みんな俺たちのショーが大好きだからね。」

YardFlex.Comの情報によると、先週、St.AndrewのNannyvilleにあるレイバーズパークでDing Dongのインタビューをした時に
ロンドンのCHOICE FMではDing Dongのヒット曲「Badman Forward, Badman Pull Up」が初のNO.1を獲得したということだ。

最近ではDigicelのCMコマーシャルにも出たり、ちょっと前だったらVoice Mailのヒット曲「Wacky Dip」のPVなんかにも出ていたので、Ding Dongを見たことある人も多いだろう。

今の彼には自分の持ち歌の「Badman Forward, Badman Pull Up」があり、ジャマイカのShottas達(ギャングスタ)のために作られたというこの曲のダンスは、大ヒットとなった。
(かつてのギャングスタが踊るダンスは、こんなステップ系のダンスではないという固定観念があったんですが‥)

「Badman Forward, Badman Pull Upは、去年の夏、俺がイギリスに行った時にすでに作ったダンスなんだ。

イギリスで俺とキーバとマッドミッシェルとサディキとクレイグドレッドで最終的に仕上げた。
ちょうどサディキがイギリスツアーの真っ最中でさ。

その当時のダンスファン達はみんなボーグルのWillie Bounceに夢中で、他のダンスには目も向けないって感じだった。だから俺はみんながこのダンスに目を向ける時期を待ってたんだ。」

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(写真:Badman Forward Badman Pull Up" Live by Ding Dong【Jamaican Music Video Vol.46】)

Ding Dongの本名はKemar Ottey。

今までのヒット曲、Voice Mailの「Wacky Dip」や、BogleとVoice Mailの「Weddy Time2」などにもDing Dongの声が収録されている。
また数ヶ月前にはソロで「Chakka Chakka」の曲もレコーディングしている。
しかし、彼が初めて大きく注目されたのは、「Badman Forward, Badman Pull Up」である。

「今、最高の気分だね。だって、そうだろ?今までにどれだけのDeejayがNO.1を取ったことがある?
俺はすでにNO.1をゲットしたんだ。そりゃぁ最高な気分だろ!?」

このインタビューの時期、彼のシングルは、サウス・フロリダのレゲエシングルのトップ20のチャートでも15位にチャート入りしていた。

ジャマイカでは、ダンスというのは感情表現の手段として、またキングストンの広範囲に渡る多くのゲットー地域で起きているストリートのバイオレンスを防ぐための代償になるもの、と考えられている。

Ding Dong自身が設立したダンスクルー「Ravers Clavers」は、Overmars、Chicken and Beer、Johnny Bravo、Sir Yummy(見かけは一番年上に見えるが実際には一番若いダンサー)、Mundo、 Pree Dem、 Strengthから成り立っている。

すでに、このクルーで4月にはイギリスツアーの話も決まっているし、最近ではアンティグアとバルバドスにツアーに出ていた。

「Ravers Claversと名付けた理由は、俺たちは1週間のうちの7日間RAVEして(熱狂し続けて)、毎日を楽しんでいるからRAVERS。
で、毎日RAVEしながらDeejayをやりたいからCRAVERS。
俺が「Ravers Clavers」と名付けて、設立した。」
とNannyville在住の25歳のDing Dongは説明した。

「Badman Forward, Badman Pull Up」のダンスは、ダンスホールの現場に行く者達の中で今もっとも人気のあるダンスだとDing Dongは説明した。

「このBadman Forwardのダンスは、Jiggyでは踊りたくない、自分のルーティンで踊りたいというBad Man達のためのダンスなんだ。
ステップしながら踊る。
奴らが好きなダンスはみんなも好きになるし、絶対に流行るんだ。
それにしたって、こんなにたくさんのBad Man達がダンスして楽しんでいるのを俺は今まで見た事がないよ。」
と笑った。

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(写真:Badman Forward Badman Pull Up" Live by Ding Dong【Jamaican Music Video Vol.46】)

「みんなはこの曲がプレイされるのを待ってたんだ。だからみんな踊る。これは今始まったばかりさ。」

カラフルなシャツとゴールドのアクセサリーを身につけたスレンダーなイケメンダンサーのDing Dongは、周りの仲間達にとって喜びのもととなっている。

YardFlexが写真撮影とインタビューをしている間も、彼はジョークを飛ばし、仲間のダンサー達を笑わせていた。
その撮影の間の彼のジョークのいくつかをここで紹介したいと思う。

「ヘイ!(仲間達に向かって) いいか、お前達、写真を撮る時はいつも笑わなきゃ~。
笑った方がカッコいい写真が撮れるぞ」

「そうだ! ポーズを決めるのも仕事の一つなんだから、それをマスターしなきゃ!」

「ヘイ!カメラマン、携帯電話を持ってる写真を1枚頼むよ。なんたって俺の携帯は今最新の機種なんだからさ~」

さらに彼はカメラのディスプレイで自分が写った写真を1枚ずつ見ながら、
「おぉ~これはMADだ、俺はこれが気に入った! 俺のシャツはイケてるな~ これにはみんなヤラれるだろ~、
な、チキン&ビア(彼のダンスクルーのメンバーの名前)もそう思うだろ!それにしても俺のシャツはヤバいな~」

数日前のストリートダンスで突如結成されたというDing Dongのダンスクルー "RAVERS CLAVERS"の仲間達とジョークを交わしながらインタビューを受けている途中、
彼は休憩しながら語り始めた。

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(写真:DANCERの"DING DONG" & "SPIKE" @PASSA PASSA 30)

「ダンスに行った時、俺がいつも乗っている古いVAN(車)を見たエレファントマンが、
『Ding Dong!お前、何のVANに乗ってるんだ??お前たちイケてるのか?』と見下すように言ってきた。
俺はエリーを見上げ、『俺の曲はもう聴いた? エリー、君の曲はイケてるの?』って一言言ってやった。
そしてすぐにその場を立ち去った。

エレファントマンの最新のチューンの一つに、Ding DingのNO.1ヒットソング「Bad Man Forward, Bad Man Pull Up」のフレーズをパクったものがあるとDing Dongは訴えた。

「俺たち "RAVERS CLAVERS"は今年やるぜ!」

毎週日曜、夜11時から夜中の3時までの間、NANNYVILLEで行われている「GABBA SUNDAYS」でDing Dong達は踊っている。
「Gabba Sundays」のホストサウンドはCD SOUNDのDJ WHITEMAN。

●ニューダンスのSURF (WIPE OUT)

この記事で紹介しているニューダンス「Before Summer」の他に、
"Wipe Out"のリディムの曲で作られた「Surf」というDing Dongのニューダンスがある。

しかしFras CrewのShortmanの話によると、このSurfというダンスはWipe OutのShifterの曲にあわせて
彼自身が作ったダンスで、Ding Dingはそのダンスをパクったと訴えている。

2~3週間前のGabba Sundaysで、DJ WhitemanのMCによってDing DongのニューダンスのSurfが紹介されたが、
それよりもっと前の7週間前に行われたFoota Hypeのバースデーバッシュの時に、
ShortmanがShifterの曲でSurfというダンスを創ったらしい。

その後、Gabba SundaysでDing Dongを2~3回見かけたが、彼はその時Surfのダンスはしていなかったそうだ。

Shortmanは「サーフのボディボードのダンスをしていたのは俺だけだったし、どのダンスに行っても俺だけがSurfのダンスを踊っていたのに、Ding Dongがそれをパクった」と言う。

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(写真:DANCERの"DING DONG" & "MASTRO" @PASSA PASSA 30)

レポーターが、New YorkのJFK空港でDing Dongをキャッチし、その話をしたところ彼は笑うだけだった。

さらに問いただすと、Ding Dongは自分のバックの中から1冊のファイルを取り出し、1枚の新聞記事の切り抜きを見せた。
それはHard Copyの4年前の新聞記事で、Ding DongがSurfのダンスとほとんど同じ動きをしている写真が掲載されていた。

「なぜ俺がShortmanのSurfのダンスを盗まなきゃいけないんだ??俺のダンスは全部俺が創っている。
Surfのダンスはもともと何年も前に俺が創ったダンスだ。
しかもWipe outやSkettelの1つのリディムでどれだけたくさんのアーティスト達が曲を出していると思う?
Shortmanはもっと曲についての勉強が必要だな。
ボーグルが死んた後、みんなダンスに出かけなくなった。
そこで俺がキーバやみんなを誘ってまたダンスを始めさせたんだ。
それにBad Man Forward, Bad Man Pull UpもDutty Wineもまだ大流行りのダンスだぜ~
Shortmanはもっとイージーさが必要だな。
奴のダンスなんてパクりたくもないね。」
とDing Dongはレポーターに語っている。

最近のDing DongはBRONXで行われたSQUEEZEのショーでダンスパフォームをし、
その翌日にはROY WILKINS PARKで開催されたIrie Jam主催のセレブリティのサッカーマッチに参加。
そこで見事に彼がゴールを決め、2-1でチームの勝利が決まったとか。
Ding Dongはサッカーも得意らしい。

ところで、Surfのダンスは結局誰が創ったダンスだったんでしょう?
話はこれで終わり?って感じですが。
時間が解決してくれる、ということで。。。

情報:YardFlex Com.
翻訳&テキスト RUFF-CUTかずみ

JERMAINE SQUAD INTERVIEW!

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PASSA PASSAのDVDをチェックしている人なら気になる、今いけてるダンサーといえば‥
やっぱりJermaine Squad!!

日本でもUSでもハードコアなDANCEHALL FAN達の間で、まさに今話題性のあるスクワッドである。

いつもDVDの映像では見てるけど、ジャーメインってどんなダンサー?
どんな思想のダンサーなんだろ?と日頃から思っていた矢先、彼らのインタビュー記事を入手することが出来た。

そんな超バッドでイケてるダンサー 「ジャーメインスクワッド」を紹介したいと思う。

オウタンバッドやウィリーボンス、オーマイスウィング, バダダン...などのダンスを広め、
常にバイブスとエネルギーを創造し、コアなダンスファン達から絶大な人気を得ているジャーメインスクワッド。

彼らのユニークなファッションスタイルは、Passa Passaで最初の伝説を創り上げたとして知られるようになる。
また世界的に有名なダンサー、ボーグルと一緒に踊っていたことでも知られている。

ジャーメインのホームであり、コミュニティであるティボリのチャーリーズストリート(毎週水曜Passa Passaが行われている場所)では、子供達のためのダンスクラスを作り、子供達からも熱い支持を得ている。

インタビュー:名前は?

ジャーメイン:俺がスクワッドを創設したジャーメイン。

インタビュー:スクワッドを結成したのはいつ?

ジャーメイン:ボーグルが死んだ後すぐさ。

インタビュー:ジャーメインスクワッドをつくったきっかけは?

ジャーメイン:きっかけか‥‥
うまれた時から踊ることが好きだった。
ボーグルダンスがボスしてた子供のころからずっと。。。
だからボーグルがきっかけだな。

ファイル 70-2.jpgインタビュー:現在スクワッドは全部で何人いるの?

ジャーメイン:7人だよ。俺ジャーメインとナッシュ、シャローン、シェルドン、ドゥーダ、ベックス、
あとは別名ファイアーライオンで知られてるナンチャックル、全部で7人だ。

インタビュー:ダンスクルーで活動し始めたのはいつ?場所は?また誰があなたをそうさせたの?

ジャ-メイン:ボーグル達とつるむようになってからだね。
俺もこんな風にユニークなダンスが出来るんだってことに気がついた。

インタビュー: つまり、ボーグルがあなたをダンスの世界にスカウトしたってことかしら?

ジャーメイン:そのとおり!ボーグルが俺をこの世界に導いたんだ。

インタビュー;今までにあなたが創ったダンスは?

ジャーメイン:一番新しいニューダンスは「Blazin'」っていうダンスさ。
他にも名前がついてないダンスがいっぱいある。
「Rock The Baby」ってダンスや「Crash The Pram」、「※Construction」っていうダンスもある。

※Construction(コンストラクション)は、PASSA PASSA VOL.28とVOL.40でジャーメインがレクチャーしてます

インタビュー:出身はどこ?

ジャーメイン:キングストン西部のティボリにあるチャーリーズストリート(Passa Passaが行われている)さ。

インタビュー:だからあなた達はいつもPassa Passaにいるのね~

ジャーメイン:そうだよ。君もPassa Passaを見てるのか~
Passa Passaではいつも俺らはボスされてるんだ。
ある日、いつものようにPassa Passaに行き、パフォーマンスしてたら
セレクターが寄って来て、名前を聞いてきた。俺は「ジャーメインスクワッド」と答えた。
その時からセレクターがマイクでBIG UPするようになって、みんなに知られるようになったんだ。

ファイル 70-3.jpgインタビュー: ジャマイカでダンサーとして活動し始めた場所は?

ジャーメイン:アサイラム、WEDDY WEDDY WEDNESDAY、EARLY TUESDAY、BRITISH LINK UP‥ すべては積み重ねさ。

インタビュー:あなたのダンスのバイブスについて説明するとしたら?

ジャーメイン:そうだな‥俺のダンスを見ればわかると思うんだけど。
まずは第1に愛があるってことだな。んで第2に酒。
そこで音楽がかかると俺らはジャンプアウトし始める。わかる?
それからMADになる。
そうするとCRAZYな奴らが周りに集まってきて‥
始まるんだ。

インタビュー:あなたが常にダンスでしたかったことって何かしら??

ジャーメイン: ダンスは俺にとって生涯の仕事だな。俺のスキルと言ってもいいだろう。
俺は仕事もしてないし‥。他に何もしてないからさ。踊ることでギャラをもらってるし。

インタビュー:今までにダンスのショーのために行ったことのある国は?

ジャーメイン:えーと、俺が行ったのはアンティグア、で5月にはカナダに行く予定。

インタビュー;アンティグアはどうだった?

ジャーメイン:アンティグアに行った時は、たくさんの女の子達が俺の取り合いになってけんかしてたよ。
彼女達はPASSA PASSAのDVDで何度も見たって言ってたな。
ジャーメインっていう男が誰なのかを知りたがっていた。
みんなが俺の着ていたジャケットをもぎ取ろうとしてたよ。

インタビュー:ほとんどのクルーは何人かのメンバーで結成させていて、
それぞれがユニークなスタイルを持ってるでしょ?
たとえば、このクルーは他のクルーよりSHELLY BELLY(ダンス名)が上手いとか。。。
あなたのスクワッドはどう?どんなことで知られてるのか教えて。

ジャーメイン:俺の動きにあわせて後からクルーの奴らがついてくるっていうのがジャーメインスクワッドのスタイルだな。
どんな動きにも、同じようなやり方で合わせてついてくる。どのチューンにも俺らのダンスのスタイルを持ってる。

インタビュー:ダンスホールのシーンの中で、特にダンサーの需要が大きくなった理由って何だと思う?

ジャーメイン:そうだな。やっぱダンスのシーンを向上させたのはボーグルだっていつも俺は感じてるね。
ボーグルをファンデーションというなら、アイスはその枝だ。意味わかる?
ボーグルはすべてのダンスにおいて、ファンデーションといえる。
ダンサーとして彼は勝ち上がったから、他のダンサーもボーグルに続いている。
Jiggy Jiggy、Weddy Weddy、Willie Bounce、Summer Bounce、Out and Badなどのダンスはみんなボーグルが創ったダンスだ。
Out and Bad ってダンス、知ってるだろ?左から右にジャンプして、手をスピンさせる。
それから今度は右から左にジャンプして、手を左右左右といった風に早くスピンさせる。
その時手は折り曲げた状態で‥(と、ジャーメインはどんな風か実際にやってみせて)
これは エクササイズのダンスさ。
ダンスをするのに適した才能がないなら踊れないし、かっこよく完璧に踊らないといけないんだ。

ファイル 70-4.jpgインタビュー:たくさんのダンス名があるけど、たとえばOut and Badのような名前をつける理由ってあるの?

ダミアン(友達):もちろん理由はあるよ。
Out and BadのOutは、例えばきれいな服を着て外に出る(= Out)、するとかっこよく見える(= Bad)、それこそ Out and Bad!!

ジャ-メイン:ボーグルが後期に創ったダンス 「Willie Bounce」知ってるだろ?
今となっては、BOGLEを象徴する有名なダンスだ。
昨年、台風 IVAN(アイバン)が来て、この土地のすべてを持っていかれたのが9月11日だったんだ。
アイバンの影響で、たくさんのビルディングが吹き飛ばされ、あちこちの場所が破壊され、
ホームレスだらけになった‥‥ クレイジーなことだよ。

Willie Bounceは、そういった人達のために、そのことを忘れないように、といった願いをこめて創られたダンスなんだ。
両腕を左に右に大きく揺らすのがWillie-Bounce。

インタビュー:あなたのダンスを見て、動きをマネしているユース達に伝えたいことは?

ジャーメイン:まだ言ってなかったけど、今自分はダンスクラスを持っていて、そこで子供達にダンスを教えている。
それに小さいけどサウンドも持ってる。
夕方頃からティボリのチャーリーズストリートで子供達にダンスを教えているんだ。
そこでビデオ撮影もしている。もし見に来たかったらくればいい。

インタビュー:何曜日に教えてるの?

ジャーメイン:金曜とか土曜とか‥

インタビュー:あなたのスクワッドに入るには何が必要かしら?

ジャーメイン:そうだな、まずはダンスに適した才能がないとな。

インタビュー:ところでジャーメインスクワッドってあなた以外に6人もメンバーがいるようには見えないんだけど。。。
他にメンバーは募集していないの?他のメンバーを導入する気は?

ジャーメイン:う~ん‥ 今のところはスクワッドにこれ以上男を入れる気はないね。
必要なのは女の子かな。

インタビュー:あなたにとって踊ることって?

ジャーメイン: 俺にとって踊るってことは生活、人生そのものだね。今の俺はね。
だって、踊ることが自分を向上させる手段だからさ。
踊ることで少しでも稼ぐことが出来る。
踊ることで飯が食べれるし、バイクに乗ることもできるようになった。
踊ることで、たくさんのことが出来るようになるからさ。
踊ることで家でDVDを見ることも出来るようになった。
踊っているから、カナダやアメリカ、イギリス、アフリカ、エチオピアにもガールフレンドが出来たしね。

インタビュー:もしダンスホールのシーンの中で何か一つだけ変えることが出来るとしたら?

ジャーメイン: そうだな‥ まずは子供達をもっとオーガナイズしていきたいね。
なぜなら今のダンスシーンにはスラックネスがあまりにもはびこっているからさ。
そういうのをなくしていきたいね。 ダンスのシーンをもっと向上させたいっていつも思ってる。

シャローン:俺たちがダンスシーンをまったく新しいものに変えて、向上させていく。
それに必要なものはLOVEとUNITYだけさ。
ジャーメインスクワッドがPASSA PASSAで最初に新しいダンスのファッションスタイルを創ったんだ。そうだろ?

ジャーメイン:みんなはジャーメインスクワッドがどんなダンスをするのか見たいんだ。
俺らのユニークなスタイルのダンスをね。
それと、どんな服を着ているか‥とかね。
昔のスタイルじゃない、ジャーメインスクワッドの新しいファッショナブルなスタイルをみんな見たいのさ。

インタビュー:あなたに対立してくる人達についてどう思ってる?

ジャーメイン: 時々、俺らが踊っていると、喧嘩をふっかけてきたり、嫌がらせしてくるダンサーがいる。
そういう奴らとは一緒に仕事も出来ないから、話し合う必要があるし、自分らのことを理解してもらわなきゃいけない。
俺らはもめ事なんて起こしたくないけど、争いを仕掛けてくるようなバイブスの奴らがいるんだ。
戦うことで繋がるんじゃなくて、踊ることで繋がっていかなきゃいけない。
俺らはクラッシュはしない。だって楽しむために踊ってるんだからさ。

インタビュー:他にはどんなダンサーがいるの?

ジャーメイン:ディンドン、アイス、サディキ、ボイシー、コロコロ、フレーバフレーバ、スクリューフェイスダンサー‥。
みんなクラッシュ好きで、よくもめ事を起こしてた。今はみんな 一応まとまっているけどね‥

インタビュー:女のダンサーはいる?

ジャーメイン:フューチャーガールズ、フレーバガールズ、DHQラティーシャ、マッドミッシェル、ステイシー‥
まだまだ他にもいっぱいいるよ。

インタビュー:ほとんどのダンサー達はイギリスに行って、ダンスのショーで会場を盛り上げているけど
あなた達のイギリスツアーではどんな事を期待していいのかしら?

ジャーメイン:そうだな‥ まぁ期待しててくれ。いいバイブスを発するから。
みんなが踊りたくなる、熱いパワーを感じるはずさ。

ファイル 70-5.jpgインタビュー:今後のジャーメインスクワッドはどうなっていくと思う?

ジャーメイン:とにかく今の俺らは常に向上していきたいって思ってる。
俺らのツアーは始まったばかりだからさ。
カナダでの仕事が終えたら、次はアメリカでのショーが控えている。
アメリカのプロモーターがしょっちゅう電話をかけてきては
「お~ジャーメイン! 君たちには絶対にショーに出演してもらわなくちゃ!」 って言ってくるよ。
将来はもっともっとダンスのシーンを向上させて、
世界中の人達にジャーメインスクワッドのダンスを見てもらって、みんなに踊ってもらうようになるまでやるよ。

インタビュー:みんなからどんな風に評価されたいと思ってる?
また、あなたの早い出世についてみんなはどう思っているのかしら?

シャローン:ダンスに行くと、みんなから「ジャーメインスクワッドは他のスクワッドとは違う」って言われるね。
あとは俺らの姿を見つけると、みんな集まってきて「ジャーメインがいる!」って騒いだりね。

ジャーメイン:子供達から特に慕われているね。みんな俺らが好きだからどこに行くにも一緒に付いてくる。
俺が小さなバイクにまたがってストリートを走ると、「ジャーメインスクワッド!ジャーメインスクワッド!」ってあちこちで子供達が叫ぶ。
俺らがどんなにユニークなのかは、みんなTVで見てるから知ってるし、みんな俺らのダンスが好きなのさ。

インタビュー:TVに出ているの?

ジャーメイン:あぁ‥ TVJ、CVM、Local 13、HYPE TVなんかに出てるよ

インタビュー:どんなミュージックビデオに出てるの?

ジャーメイン:SESAMI STREETに、Harry ToddlerやVegas‥ たくさんのミュージックビデオに出てる。

インタビュー:最後にファンのみんなに一言ずつメッセージを!

ジャーメイン:俺はダンスホールのシーンだけでやっていきたいとは思ってないんだ。
もしダンスホールが本当にすばらしいものなら、ダンサーが殺されるような事はないはずだからさ。
汚い事をして手をよごしたり、人をののしったりすることがダンサーの仕事ではない。
ダンサーはみんなにダンスを見せるのが仕事だから。
ダンサーが死んでしまうような事があってはいけないんだ。
そんなスクワッドにはなりたくない。
俺らは みんなを原点に帰らせることができるスクワッドになりたい。
それにはUNITYとLOVEの気持ちが必要なのさ。

インタビュー;BIG UP!!

ジャーメイン:ジャーメインスクワッドからファンのみんなにBIG UP!!
カナダ、イギリス、アメリカ、バミューダ、アンティグア、世界中のみんなにBIG UP!!
いつかジャーメインスクワッドはダンサーを代表するようなスクワッドになるぜ!
一時でも、いつでも、どんな時でも! So Badly Bad Cha!

シャローン:スクワッドアップ!スクワッドアップ!マッドアップ!ファッションスタイル!
V.I.P. cha cha cha そこどけ、そこどけ cha V.I.P. レッドカーペット!!

ジャーメイン:みんなで一緒に cha! Fame Over Hype!!

情報提供:COBNET Music 

Text: (Kazumi/Ruff-Cut)

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