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    (Ruff-Cut)

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    Baby Cham、音楽ビジネスに戻る

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    Damian Beckett(ダミアン ベケット) 通称Chamは使命を与えられたdeejayである。

    彼の計画はdancehallを懐かしい全盛期に戻すことだ。

    ダンスホールの熱烈な支持者である33歳のChamは、
    90年代後半、名プロデューサーのDave Kelly(ソングライターでもありミュージシャンでもある)と共に巻き起こしたような、あのダンスホールヒットをもう一度生み出すため、
    再び彼と取り組むことにした。

    Dave kellyとBaby Chamの企画した最新のプロジェクトはBounty KillerとMikal Roseをフューチャーリングした"Stronger"という曲である。

    デイヴのマイアミのスタジオでレコーディングしたその曲は、"Kid Is Back"というリディムを使っている。

    【youtubeで"BABY CHAM - STRONGER FT BOUNTY KILLER & MYKAL ROSE"が聴けます】
    http://www.youtube.com/watch?v=axVQcuJ6odo

    「デイヴケリーとシャムが一緒に作る曲はいつでもピュアで心地よいものなんだ。
    俺たちは音楽でヴァイブスを上げたかった。
    だから今こそヒットチューンをリリースしてダンスホールのシーンを上げる時
    だと決めたのさ」

    「ダンスホールファン達は音楽の創造性の乏しさにずっと不満を言っていた。
    だから近年のダンスホールに欠けている"グッドクウォリティな音"と"リリックス"で曲を作り出すことを決めたんだ」
    とシャムは繰り返して言った。

    St.AndrewのDuhaney ParkにあるSherlock Crescent出身のDeejayであるシャムは
    昔からの友達であるBounty Killerとの間で起きた揉め事も今は解決し、
    もう一度スタジオで一緒にヒット曲を制作していると語る。

    「俺はボウンティキラーと和解し、俺たちの友情を改善させなければいけなかった。
    俺たちの食い違いをなくし、ファン達のためにもう一度グッドクウォリティな曲を
    制作しなければいけないと彼に言ったのさ。」

    Dave Kally、Cham、Bounty killerは共同作業を通して、
    ボウンティキラーの新しい曲 "The Message"を含む
    何曲かの新しいヒット曲をスタジオで一生懸命制作した。

    海外で生活していたシャムは、ダンスホールミュージックがもっと純粋で楽しかった時代に戻したいと語り
    なぜ彼がミュージックビジネスに戻ってきたかの理由も説明している。

    「シャムはただの凡人ではないんだ。
    俺はひと月に15曲も20曲もリリースするようなDeejayじゃない。
    俺が今回のプロジェクトに取り組むことを決めた時、
    ファン達は俺の作品が数量ではなくいかにピュアなクウォリティであるかを重視していることを知っているはずさ。」

    精力的なエンターテイナーであるシャムはクリスマスの日に開催される"GT Extravaganza"を出発点に
    ジャマイカで行われるいくつかの出演が決まっている。

    2000年、シャムは"The Mass" "Funny Man" "Ghetto Pledge"などのシングルが収録されたファーストアルバム "WOW The Story"のリリースし、その後活動が途絶えた。

    ダンスホールの熱烈な支持者である彼は、2006年に再び"Rude Boy Pledge" "Tic Toc"などの曲が収録されたアルバム"Ghetto Story"をリリース。

    彼のキャリアを通じて、シャムはFoxy Brown、Alicia keys、Carl Thomas、Shawn Mims、Akon、T-Painなど、たくさんのHiphopとR&Bのアーティスト達と共同制作している。

    (Kazumi fr Ruff-Cut)



    Buju Bantonついに保釈遂行

    Florida,Tampa時間の本日午後Buju Bantonはイミグレーションより保釈を認められた。

    Bantonの弁護団はアーティストは非常に喜んでいる、おいしい食事と自分のベッドで眠るのが待てない様子、と話した。

    9月に12人の陪審員の見守る中裁判が行われたが可決されず2月にまた再審される事が決まった。

    その後Bob Marleyの息子のStephen Marleyが彼の30万ドル相当の自宅を担保にBantonの保釈を要請し事実的な保釈が認められたが

    保釈後も24時間体制で警備会社より監視され
    医者と弁護士に会うときのみ外出が許可されるなど厳しい条件がついている。

    (Kozz fr Kingston, JA)



    故グレゴリーアイザックス、世界各地でチャートにランクイン

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    月曜日の朝、レゲエシンガーのグレゴリーアイザックスが肺ガンのため永眠した。

    Cool Ruler、Gregory Isaacsの死の翌日、彼の作品が一挙にチャートに登った。

    昨日までの時点で、アイザックスのアルバムは7カ国で高くチャート入りしている。

    彼の死の前はトップ10にはチャート入りしていなかったが、
    死後に世界中のファン達が彼のアルバムをオンライン購入したようだ。

    彼のアルバムはカントリーチャートで何度もランクされている。

    アメリカ合衆国のiTunesチャートでは
    2位にNight Nurse、4位にOne Man Against The World。

    フランスのイギリス海峡の全域では
    3位にNight Nurse、7位にThe Very Best of Gregory Isaacs Gold、8位にOnce Agoの3つがチャートにランクしている。

    彼はヨーロッパで特に支持を得ていて
    オランダとスペインの2つの領域では、Night Nurseが6位にランクイン。

    More Gregoryが一番人気が高い国はスウェーデンで
    More Gregoryは10位にランクしている。

    また人気のあるNight Nurseはスウェーデンでは3位。

    Amazonのベストセラーレゲエアルバム部門では
    3位、6位、8位、9位、10位と上位を占めている。

    最も人気のあるアルバムは彼の代表的なシングルでもあるNight Nurseである。

    デジタルの売上高は世界的な音楽売上高の3分の1を占めていて、
    iTuneはAmazonに続く最有力なオンラインストアである。

    iTuneチャートは最新のアルバムの他に、Bob Marley、Sean Paul、Shaggyなどのアルバムが上位を占めている。

    アイザックスはロンドンで月曜日の午前4時頃、肺ガンのために死去したが
    何週間に及ぶ末期の彼の病状は憶測でしかわからない。

    アーティストは家族に囲まれ静かに永眠したということだ。

    ご冥福をお祈りいたします。

    (Kazumi fr Ruff-Cut)



    Ziggy Marleyマリファナ合法化ソングをリリース

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    11月2日にカリフォルニアで行われる
    中間選挙時の住民投票事項に含まれる大麻合法化案(プロボジション19)を前に
    Ziggy Marleyがマリファナ合法化に向けてのアンセム“A Fire Burns For Freedom.”をリリースした。

    この曲は http://ziggymarley.com より無料でダウンロードができる。

    Marleyによると

    “We need to enlighten people about the multiple uses the plant has beyond its recreational, spiritual and medicinal uses.

    This plant in both its forms, hemp and marijuana, is a gift from nature to us.

    It has medicinal value, environmental value, nutritional value, as well as energy value.

    The seeds of the plant could cheaply provide nutrition for malnourished children all over the world.

    We should free the plant in all aspects of its uses.”

    「我々は人々にマリファナの多種多様な使用法を知らせるべきだ。

    この植物は精神的にも医療的にも効果があり、
    ヘンプとしてもマリファナとしても使用できる自然からの贈り物だ。

    薬膳にもなり環境にも良く栄養価もありエネルギー源にもなる。

    種は世界中の飢餓に苦しむ子供たちへの簡単に摂れる栄養素になる。

    だから全てのニーズにおいて合法化にさせるべき」

    と話し、歌の中で

    “Denied the tree of life, sold us your lies, this damned hypocrisy costs so many lives.”

    (植物の価値を否定し、嘘で固め、このくそったれな偽善行為はたくさんの代償を払わなければいけない。)

    と歌っている。

    プロポジション19は21歳以上の者による限定量の私用マリファナの所持・育成を合法化し、特定の条件でマリファナ関連の様々な商業活動を許可するよう、州法を改正する。

    州法へのこれらの改正に関わらず、これらのマリファナ関連の活動は、連邦法では従来通り禁じられる。

    (Kozz fr Kingston, JA)



    Buju Banton仮釈放

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    10ヶ月にわたる拘留の末昨日裁判所より正式に仮釈放が認められた。

    保釈金はUSD250,000でその他に24時間監視体制におかれ
    それにかかる費用は全てBanton側が持つこと、電子モニターを着用すること、薬物テストを定期的に受けること、入国管理局に12月の結審までアメリカに留まる証明書を発行してもらうこと、など厳しい条件が出された。

    (Text by Kozz fr Kingston,JA)



    Buju Banton チャートに乗り続ける

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    Buju Bantonのニューアルバム「Before the Dawn」が未だUS TOP10チャートに残っているが
    さらにヨーロッパ市場チャートにもくい込んでいる。

    これはレゲエアーティストが留置所の中にいても
    金を稼いでいるということを示している。

    米国内のiTunes Reggaeアルバムチャートでは9月に2位を獲得したが8位まで下がり
    先週のAmazon Reggaeベストセラーでは9位。

    またオランダのiTune Reggaeアルバムチャートでは今週7位にチャートインしている。

    通常これらのチャートはBob MarleyやSean PaulやGyptian、
    その他、外国のレゲエグループに支配されているので
    このようにBujuがオンラインでチャートに現れるのはめずらしいことである。

    デジタルの売上高は世界的な音楽の売上高の3分の1を占めていて、
    Appleが所有するiTuneは、ビルボードによる世界的なデジタルの売上高の70%を占める
    主要なオンラインミュージックストアである。

    レポートによると、Buju Bantonは監禁中にもかかわらず
    そのアルバムの制作にかなり打ち込んでいたそうだ。

    彼はエンジニアと電話でやりとりしながらかなり精を出していて
    彼自身がトラックを選び、パッケージングも概念化したそうだ。

    そのアルバムには彼が過去10ヶ月の間在住した
    フロリダのクリアウォーターにあるPinellas州の拘置所の中で書いた特別なメモも入っている。

    「Before The Down」は9月の最後の週に北アメリカと日本でリリースされ、10月にヨーロッパでリリースされた。

    インターナショナルミュージシャンによる9枚目のスタジオ収録アルバムとなる「Before The Dawn」は、
    Bujuがミュージックビジネスへ進出してから20年以上の間、
    彼によって書かれた最もパワフルな曲を数曲含む全10トラックが収録されている。

    レコーディングはジャマイカのキングストンにあるBuju所有のGargamel Music Studioで行われた。

    アルバム「Before The Dawn」の中には、伝統的なルーツレゲエサウンドのトラックを使った"Do Good"、
    少々古典的なロックのチューン"No Smoking At All"、
    そしてディープレゲエの"Battered & Bruised"が収録されているそうだ。

    Bujuのハンドラーが名付けたトラック"Innocent"について
    この曲はアルバムの非公式のアンセムソングであり
    非常に個人的な心の琴線に触れた曲だと主張し、
    長年のBujuのファンはこの曲に深く共鳴してくれると信じている。

    Gargamel Musicの記述によると
    5キログラムのコカインを所有、密売に共謀したという容疑で
    昨年の12月からフロリダで拘置されているアーティスト(Buju Banton)が
    そこでの経験を要約したアルバムであるということだ。

    Gargamel Musicは、Buju本人からの言葉を伝えた。

    「このアルバムの中のすべての曲は、この現在の状況の中で俺自身が書いたものだ。
    たった今俺が心の奥で何を考えているのか(行っているのか)を歌っている‥

    やつらは俺の肉体をロックすることは出来ても、決してRastaの精神をロックすることは出来ないんだ」

    (Text by Kazumi fr Ruff-Cut)



    Buju Banton来週保釈か?

    先日判決が出ず12月に再審となったBuju Bantonの裁判だが、
    Buju Bantonの弁護士は再審までの間保釈してもらえるよう再手続きを行った。

    再審の決定が決まった直後に保釈の手続きを行ったが
    アーティストが国外へ逃亡する恐れがあるとし却下されたが
    もう一度申し立てを行いその結果が来週発表される。

    (Kozz fr Kingston, JA)



    Tony Rebel養育費裁判

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    Tony Rebelと元内縁の妻の間で養育費の金額を値上げる裁判が行われていたが終結した。

    今年の3月までTony Rebelは5人の子供に対し月JMD88,000(約8万6千円)支払っていたが元内縁の妻はそれをJMD128,000に引き上げるよう訴えた。

    裁判官はTony Rebelに対し子供一人につき毎週JMD4400払うことを命じ医療費に関しては両親で半額負担ずつする事と教育費はTony Rebelが子供に敬意を払うということで彼が全て負担することになった。

    この養育費は子供達が23歳になるまで支払われることが決定。

    今現在10歳から15歳までの子供達がいる。

    (Kozz fr Kingston, JA)



    今週のDancehall/Reggaeヒストリー

    ▼1956年

    ・9月26日 - ラジオアナウンサーBarrington Godon生まれる

    ・9月27日 - Dancehall Deejay Zumjay誕生日.

    ▼1957年

    ・9月28日 - Brigadier Jerry (Robert Russel)Papine,Kingstonにて生まれる

    ・9月29日 - Dancehall Singer Ishawna誕生日

    ▼1962年

    ・9月29日 - dancehall deejay (turned Christian artiste) Lieutenant Stitchie、Kingstonで生まれる。

    ▼1974年

    ・9月29日 - Mr. Vegas、Kingstonで生まれる

    ▼1970年

    ・10月1日 - dancehall/reggae singer,Yami Bolo,Whitfield Town、Kingstonで生まれる

    ▼1965年

    ・10月2日 - King Addiesのselector Baby Faceトリニダッドで生まれる

    (text by Kozz fr Kingston, JA)



    Buju Bantonコカイン裁判始まる

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    Buju Bantonのコカイン売買疑惑の裁判が9月20日、21日と二日間に渡ってFlorida,Tampaで開かれ
    裁判を傍聴しようとアメリカの様々な州より人々が傍聴に集まった。

    一日目はBuju側はアーティストはアメリカの政府公認アンダーカバー警察官のAlexander Johnsonに全て仕組まれたシナリオであり、このJohnson氏はBujuを仕組んでUS$50,000もの報酬を得た事などを証言し、アーティストの無実を訴えた。

    検察側はアーティストとJohnson氏は2009年7月マドリッドからの飛行機の中で知り合いBuju Bantonより「コカイン売買のリンクはないか?」と聞かれ麻薬売買について話し合った。

    その際アーティストは既にコカイン売買をカリブ海で展開させていると話し
    Johnson氏とドラッグの価格について話した事などを証言した。

    二日目、裁判官ははこの日の重要人物としてアンダーカバー警察官Johnson氏を証言台に呼び裁判が始まった。

    検察側はマドリッドからの飛行機の中で交わされた会話を録音したテープを再生し
    その中でアーティストは「金を稼ぐときが来た、自分には養わなくてはいけない15人の子供がいるからな」などど話していた。

    アーティストはJohnson氏にコカイン売買のリンクについて尋ね、
    自分にはヴェネズエラとパナマにはコカインリンクはないが
    アフリカとヨーロッパにはダイアモンドの密売ルートがある、などと話をしていた事を証言。

    しかしJohnson氏はBuju Bantonが実際に金を用意して渡したりコカイン売買をした事はないと話し
    コロンビアとパナマでも売買に関わった事はない事を認めた。

    Bujuの弁護士はアーティストは去年の12月以来Johnson氏と連絡を絶っている事を指摘しJohnson氏もそれを認めた。

    法廷では証言ビデオテープも公開され
    それにはアンダーカバー警官によって用意されたコカインの袋を共犯者の男性がナイフで開けそのナイフについたコカインをBuju Bantonが指でぬぐい味見をする場面が収められていた。

    裁判は金曜日まで続く

    (text by Kozz fr Kingston, JA)