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    (Ruff-Cut)

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    2003 STING LINE UP!! - 今年のSTINGの出場者発表!!

    ジャマイカの年末ビッグイベント「STING 2003」の出場者が発表された。

    STINGは日本でいうなら年末の紅白歌合戦みたいな年末行事のような盛大なイベント。

    日程は2002年12月26日のBOXING DAY。
    場所はST.CatherineのPortmoreにあるWaterfordのJam World。
    料金は$1000 Gen. Adm // $2500 VIP
    & Red Stripe Light

    昨年は辞退したCAPLTONが今年は参加するようだし、
    「CAPLETONとは一緒のステージに立たない宣言」から4年が経過したBEENIE MANも今年の出場者にノミネートされた。

    その他に大御所アーチストでノミネートされているのは、SIZZLA, ANTHONY B, BOUNTY KILLA, BUJU BANTON, GEORGE NOOKS, MR.LEX, NINJA MAN, ELEPHANT MANなど。

    欠場アーチストは、昨年のステージでBOUNTY KILLAとNINJA MANの二人をリリックでキルしたDeeJayのMARCILESSと今DANCEHALLシーンで最もホットなアーチストのSEAN PAULである。

    今年ノミネートされた出演者達のラインナップは下記の表のとおり。

    ★10 Giants

    Buju Banton
    Capleton
    George Nooks
    Bounti Killa
    Sizzla
    Mr. Lex
    Elephant Man
    Anthony B
    Ninja Man
    Beenie Man

    ★5 Young Giants

    Spice
    Chuck Fender
    Vybxz Cartel
    Assassin
    Wayne Marshal

    ★Other Artistes

    Richie Spice
    Bling Dawg and Zumjay
    Mega Banton
    Mr. G
    DYCR
    Pickney
    Captain Barkey & Wickerman
    Fire Lion and War Face
    Determine
    Danny English
    Egg Nog
    Singer J & New Kidz
    Queen Paula & Lady Mackerel
    Mr. Vegas

    ★Starlight

    Stretch
    Dr. Nuts
    Murdak
    Serial Killa & Beyond 2000
    Easy Wayne
    Badda Flexx
    Krazy Champagne
    Babatunde
    Marvelous
    Wasp
    Gem
    Zebulon
    Joseph
    Lion Face
    Baby Vein
    Eddie Falcon &
    Kiddie Famous
    Phantan

    ★Dancers

    Dancehall Queen: Junko(Bashment from Japan)
    Keiva
    Vibe Divas

    (Kazumi@Ruff-Cut)



    WORLD CLASH 2002 2K2 REVIEW

    毎年恒例の「WORLD CLASH 2K2」が今年もN.Y.のAMAZURAで10月12日に開催した。

    恒例のdancehallreggae.comのサイトからは「ワールドクラッシュ2002 レビュー」が今年も掲載されたのでその翻訳したものをここで紹介したいと思います。

    昨年と同様、今年もクラッシュのルールやその他諸々、不透明な部分もあったようですが・・
    まずはプレイする順番から・・・

    1st. Tony Matterhorn(ジャマイカ)
    2nd. Matsimela(トリニダート)
    3rd. Rebel Tone(カナダ)
    4th. Sound Trooper(ジャマイカ)
    5th. King Agony(ニューヨーク)
    6th. Red Spider(ジャパン)
    7th. Bass Odyssey(ジャマイカ)

    ▼First Round...

    ファイル 221-1.jpgまずは1番手のMatterhorn。
    MCなしのスタイルで最初にJohnny Killerのチューンをかける。
    1チューンを20秒くらいずつ淡々と流し、AMAZURAの会場内を最初からマショップさせる。
    BujuやBeenie, Bounty...からCUTTY RANKSまで、ほとんどビッグアーチストのチューンをかけていた。
    おそらく30曲以上のチューンをかけていたが、どのチューンもすべてフォワードを得たのでMatterhornもブース前でジャンプアウトッ!

    次は2番手のMatsimelaが出てきて最初は何曲かのファンデーションをかける。
    その後はBUZZリディムのジョングリンへ。
    Matsimeilaは「King Agony」のことを「QUEEN AGONY」などと皮肉り、最初の標的に攻撃の火をつけた。
    最後はまたファンデーションをプレイして彼らのラウンドはここで終了。

    次は3番手のREBEL TONE。
    彼らはなんとCDサウンドであった。
    最初から焦った様子もなく落ち着いた態度でマイルドなファンデーションをかけ始めた。
    いくつかブーイングもあったが、MCの合い間にチューンをかける、といったスタイルをずっとくり返し、途中でDUCKリディムのチューンを2曲ほどかけて、そのスタイルは最後まで続いた。
    よい感じのラウンドではあったが、特に強いインパクトはなかった。

    次の登場はSOUND TROOPER。
    最初に「俺は2年間このワールドクラッシュを待ちわびていたが、ついにこの日がやって来た」と語り、まずはTROOPERの有名なダブ、MY WOMANリディムのチューンをかけ、莫大なフォワードを得た。
    しかし2番手のサウンドMatsimeilaがすでにかけたGlen Washingtonの「Rise and Shine」をかけたためにブーイングが起きてしまう。

    次の出番はここN.Y出身のサウンド、KING AGONY。
    以前の'45 クラッシュで優勝した時のKilla Boの選曲とそれに合った鋭いMCは見事だった。
    今夜の一発目はZION GATEリディムのWC2K2ネタに作られたJunior GongとJunior Kellyのコンビのスペシャルダブをかけ、会場から大きなフォワードを得た。
    またELEPHANT MANのWCネタのチューン「Tall Up Tall Up」をかけ、それからDIWALIリディムでジョグった。
    彼らも最後はファンデーションをかけ、このラウンドも盛り上がる。

    次は日本からRed Spiderの参上。
    オーディエンス達はRed Spiderが果たしてMighty Crownと同じなのかどうか非常に興味を持っていたようだ。
    彼らが最初にかけたのはCOCO-Tのスペシャル。
    しかし結局このラウンドはフラップ。
    SICKリディムの古いチューンを何曲かかけてジョグったが観客達の印象は薄かったようだ。

    最後の出番のBass Odysseyが現れると、AMAZURAにはストームが沸き起こった。
    その日のSQUINGYのMCは、マイクマンとはどういうモノかを証明して見せたほどベストなものだった。
    すごくエネルギッシュで、MCはポイントを押さえているし観客達も彼らのプレイに熱狂した。
    SQUINGYはTrooperに向かって「迷彩服は着るな」と攻撃し、
    Metterhornに向かって「お前のラウンドはWICKEDだった!何故ならお前のMCがなかったからな!」などと言い、オーディエンスもまたそれに大きく賛同していた。
    それから Studio OneのREAL ROCKリディムでなつかしのDJ達のWICKEDなスペシャルをかけてジョグリンへ・・・。
    他にも今年の最初にMighty CrownをKILLしたネタや
    昨年のBiltmoreで起こったBountyネタのダブなどをかけた。
    結局、ファーストラウンドはMattahornを抜いてBASS ODYSSEYがリード。

    ▼2nd Round...

    2ラウンド目もMatterhornはMCなしのスタイル。
    その後ようやくチューン紹介のためのMCを始めた。
    オーディエンスの声に答えてBountyチューンをかけたが、このラウンドではいい反応が得られなかった。
    ソロ時代初期の頃からずっとかけているスペシャルも数曲かけていた。
    有名なものだとSizzlaやCapeltonの「Matterhorn's town」などがそうだ。
    それからRAPアーチスト、50 CENTSのスペシャル(出場しているサウンドすべてをディスしたネタ)をかけ、それは莫大なフォワードを得たが、結局、2ラウンド目は1ラウンド目の時ほどは盛り上がらなかった。

    次のMatsimelaは、またもやファンデーションチューンで始まった。
    有名なビッグアーチストのビッグチューンをたくさん持っているサウンドのようだ。
    彼らは多数のフォワードを得て、特にMCがよかったので、彼にはたくさんの歓声が上がった。
    Bass Odysseyも所有しているJunior MarvinのダブやTelly Ganzieの「King Kong」もかけた。
    このダンスで彼らは印象度をアップしたに違いない。
    いいプレイを見せたのでオーディエンスからも支持を得ていた。

    次の出番のRebel Toneは自信に満ちあふれた様子で
    「俺達に失うものは何もない!」といいながら、何曲かのGanja manチューンをかけて、このラウンドが始まった。
    Trooperに向かって「年が取り過ぎてて時代についていけてない」とか「古いチューンを使い回している」などと言ったり、
    Matterhornに向かって「ジャンプ アップ スタイルのチューンはやめて勝負しろ」などと言って攻撃。
    Rebel Toneは自国カナダのアーチストのTrooperのディス・ネタのチューンをかけ、Trooperが女のような歩き方をすると馬鹿にした。
    またRed Spiderへのディスネタのチューンで彼らを攻撃。
    このラウンドは彼の激しいMCの連続だった。

    次はTrooper。
    TrooperはMatterhornを落とそうとしたが、結局は自分が落とされる結果となる。
    彼のかけたファンデーションチューンはJAROの時代のリサイクルものだったため、オーディエンスからブーイングが起きた。
    それからテンポの早いHEVENLESSリディムのLiroy GibbonsのチューンとPapa Sanのクリスチャンネタのチューンをかけたが、オーディエンスの反応はなかった。
    その後は昔のTanya Stephanのチューンをかけたが激しいブーイングが起きてしまい、彼がこのラウンドで落ちるのは明らかだった。
    そこで今度はSICKリディムのリバイブで盛り返そうとしたが、ますますブーイングとなってしまい、TROOPERはこのラウンドで落とされる。

    個人的な意見なのだが、どうしても理解できないことがある。
    Trooperはキルネタのチューンを持っていたにもかかわらず、それらを使わなかったということだ。
    これはTrooperにとってリスクが高い行為になる。

    次はAgonyの出番。
    もう一度書かせてもらうがBoのMCや曲紹介の仕方などを見たところ、将来的にも期待出来る。
    このラウンドでかけたすべてのチューンはフォワードを得ていた。
    最後には彼が作ったというスペシャルダブも聴けたが、それも期待は裏切らなかった。Trooper, Red Spider, Squingyに対して攻撃し、最後のチューンはElephant ManによるEminemの「Sorry Mama」チューン、そして「Sorry Maggie」で終わり、莫大なフォワードを得た。

    次のRed Spiderはファンデーションで始まった。
    このクラッシュは誰がビッグアーチストのビッグチューンをかけることが出来るかがテーマであるが、彼らの2ラウンドは1ラウンド目とほとんど変わらない印象だった。
    ずっとブースの後ろに立ち、熱いVIBESを感じることもなければ、他のサウンドをディスすることもなく、結局このラウンドでふるい落ち。

    次はSquingyの出番。
    Bass Odysseyはまたもやこのラウンドも制覇。
    昨年はARPとAlicia Keysのスペシャルをかけ、今年はそれに加えKelly & Nellyの「Love You」をかけフォワードを得たが、昨年ほどの反応はなかった。
    出場サウンドに対するBountyのディスネタをかけたが、その中にはかつてBountyがディスしたことがないと言われているMatterhornのディスネタもあり、
    また違うリディムのBountyもかけ、それらはすべてハイプなものだった。
    SquingyはMatterhornに対して「ダブプレートをまとめてさっさと帰れ!」と攻撃。
    これがきっかけで後にMatterhornは本当にその場から去るはめとなる。
    DJ Markはいつものようにmixして、SquingyがそのチューンをMCで上げて、またもやAMAZURAの会場は彼らに撃ち落とされた。
    結局2ラウンド目も彼らのリードとなる。

    このラウンドでTrooperとRed Spiderが落とされたが、ここでMatterhornの判決も討論された。
    彼も退場するべきだと会場からブーイングがあったのが、その反対で残すべきだという反論も起きた。
    それの判決のために10分近くの時間がかかっていた。
    Matterhornは退場するように言われたが、彼はそれに同意しなかった。
    そこでこの日のホストのElephant Manがオーディエンスに問いかけたが何度聞いても同じ反応だった。
    Matterhornは最後まで退場することには同意せず、かなり気が動転している様子だった。
    結局彼はオーディエンスに「みんなが退屈になったら俺を呼び戻してくれ!」と言ってその場を去った。

    ▼3nd Round...

    この3ラウンドでは「無理にフォワードさせない」また「罵らない」というルールで行われた。

    ここで残ったサウンドはMatsimela, Rebel Tone, King Agony、そしてBass Odysseyである。

    トリニダート出身のMatsimelaについては、私を含め多くのオーディエンス達がこのラウンドまで残るとは期待していなかったため、よけいに印象が強いであろう。

    しかしMatsimelaのプレイはこのラウンドで少し煮詰まってきた様だった。
    このラウンドのルールではオーディエンスにフォワードを要求出来ないため、彼らもただチューンをかけているだけという感じだった。
    SOCAのスペシャルでビッグチューン(WHINING UP IN A BAND....JAMMIN ON A WOMAN)をかけてフォワードを得たが強いインパクトはなかった。
    特に目立ったプレイもなかったのだが、NYの観客達を目の前に、自分達のやり方で自分達のスペシャルをかけ、このラウンドまで残ったというだけでも、私は彼らにRESPECTを送りたい。

    ElephantとMatterhornは彼の判決についてまだ討論していた。
    ElephantはMatterhornに自分のベスト3のチューンをかけるように提案したが、これが更に悪い結果となった。
    まだMatterhornがその場に留まっているのでステージにはボトルが投げつけられ、オーディエンスのブーイングが起き始めたが、少数のオーディエンスは彼が戻ってくるようにと反論していた。
    結局Matterhornはサイドラインに留まっていたがおもしろくない様子だった。
    個人的にはMatterhornは落とさなくてもいいと思ったが、ルール上でそういう結果となった。

    初出場のRebel Toneがここまで残った過程は本当によかったと思うし、たとえ残らなかったとしてもこのサウンドの悪い要素は何もなかったと思う。
    彼はヘッドフォーンなしでCDをMIXして、何曲かのいいチューンをかけ、MCも最後まで続いた。
    会場にいたオーディエンス達が後からカセットテープでこのラウンドを聴き直したとしても、彼らが特別すごいプレイをしたとは思わないであろう。
    しかし彼らの本物の熱いvibesを感じるに違いない。

    私から見たら、このラウンドが彼らの実力を証明したとも言える。
    それはルールの上で行われたラウンドだったからというのもあるが、どっちにしても後でカセットテープを聴くなりして各自で判断してほしい。

    次はKing Agonyだった。
    このラウンドで彼らは煮詰まり始めた。実際のところ、彼らはいいプレイをしていたと思うが、このラウンドの「無理にフォワードさせない」また「罵らない」というルールはセレクターの本当の実力の見せどころでもある。
    つまりKilla Boの3ラウンド目は前のラウンドの時のようにはいかなかったという事だ。
    このラウンドのBoはあまり多く語らなかったのでジョグリンスタイルのようだった。
    これは昨年のPanther(Black Kat)のプレイを思い出させた。

    昨年のこのラウンドの時、Pantherは「Choooooo!」や「Yooooooo!」しか言わず、まったく話さなかった。
    Killa Boはこのラウンドでオーディエンスに向かって「Put dem hands inna di air!!」(手をあげろ!)と言ったので不正な行為として失格となってしまう。
    まだまだ彼は行けそうだったので残念だが、今後のAgonyの活動に期待したい。

    次のBass Odysseyは今までとは違うリディムを使ってPinchersやLucianoなどのかつて聴いたことがないチューンをかけた。
    それから他のサウンドがかけていないBeresのチューン(Kill dem ... Odyssey)をかけた。
    Odysseyは最初のラウンドで彼らのテーマソングのCoco-TとSanchezのチューンをかけたが、このラウンドではそれのPart.2(Sanchezが「Go on without you」を歌いCoco-Tが「Mr Undertaker」を歌う)をかけた。
    オリジナルほどのフォワードはなかったが正当ななジャッジの上でのフォワードだった。

    結局このラウンドではMatsimelaとKing Agonyが落ち、Rebel ToneとBass Odysseyが残った。
    そして次は45ラウンド、最後にDub fi dubの勝負となる。

    ▼Final...

    このラウンドが始まると、オーディエンスから「Matterhornはどうするのか?」という声があがった。
    Matterhornはとっくに退場のはずだったのだが、彼はステージの前に出てきてマイクを使い「みんな!もうこれにうんざりしたら俺をすぐに呼んでくれっ!」と言った。
    Matterhornは1ラウンド目で自分は落ちていないと思っていたし、早くまたステージに戻ってみんなを楽しませたかったようだが、プレイすることは許されなかった。

    結局、5分ずつの45ラウンドはRebel Toneから始まった。
    彼らは先週カナダで行われた45 shootoutでも優勝したと聞いたが、この日の45ラウンドでも非常にいいプレイを見せた。
    ファンデーションの45をかけたり、Matterhornに向けて「Yackity Yack....Don't come back」をかけて、オーディエンス達をうまく誘導するためにベストを尽くしていた。

    一方のBass Odysseyは昨年の45ラウンドよりも今年はいいプレイを見せていた。
    Squingyは完璧にチューン紹介をしていたし、古いチューンと新しいチューンをじつにうまくmixして見せた。

    そして遂にChune fi chuneの時間となった。
    このラウンドでは通常10チューンずつをかけて勝負が行われる。
    このラウンドは本当に楽しめる時間でもある。

    ここまでの段階ではすべてのラウンドにおいてBass Odysseyがリードしていたが、
    このone fi oneでRebel Toneが襲撃にかかる。
    彼らはファンデーションで攻め、Odysseyもそれに続いたが、オーディエンスはRebel Toneサイド寄りだった。

    Rebel ToneがかけたAlton EllisとDawn Pennの「No..No..No..」
    そしてLeroy SibblesのPARTY TIMEリディムのチューンはマッシヴ達から大きなフォワードを得た。

    一方のBass Odysseyはいつもの通りのレギュラーチューンのScrewdriverやKen Boothe、Edi Fitzroyなどをかけた。
    OdysseyはTomblinsをかけて攻めようとしたが、会場の若者のほとんどがそのチューンを知らなかった。

    それからOdysseyはGernett SilkとLeroy Smartのチューンをかけて、すばやくPull it Upして会場から正当なフォワードを得た。
    しかし結局はRebel Toneが今年のWorld Clash優勝サウンドとなり、すべてのトロフィを持っていった。

    ▼あとがき
    Rebel Toneが優勝したことはRespectなことだが、彼らがまた優勝出来るかどうかは疑問なところだ。
    新しいサウンドという面では1999年のWCで優勝したMighty Crownを思い出すが、彼らとはまた違った印象を受けた。
    今回も最初から最後までルールがあやふやであった。
    フライヤーに載っていたはずのルールは最初から見事にやぶられていた。
    しかも3ラウンド目は8分間だった。
    (8分間のラウンドなんてかつて聞いたことないぞっ!??)

    45ラウンドとDub fi dubでは2サウンドしかプレイしてないと思うだろうが、
    少なくとも3サウンドはプレイしているので聴き間違えなく。

    新しいサウンドがどんどん生まれ、シーンの中に出てくるのは嬉しいことだが、今後ずっと続けていけるのかどうかが疑問なところだ。
    プロモーター達はこの新しいサウンドのRebel Toneのブッキングをするつもりなんだろうか?

    情報提供:dancehallreggae.com

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    (Kazumi@Ruff-Cut)



    WORLD CLASH 2002開催!

    10月12日にN.Y.のAmazuraで WORLD CLASH 2002が開催される。

    今年の参加サウンドは、昨年のWORLD CLASHのチャンピオンサウンド BASS ODYSSEY。
    そしてMontego BayのSOUND CLASHで見事優勝を勝ち取ったTONY MATTERHORN。
    独自のサウンドシステムSOUND TROOPERの主催でビッグダンスをプロモートをしたりで活躍中のRICKY TROOPER。
    New YorkからはKiller Bo 率いるKING AGONY。
    初のカナダ出身のサウンド REBEL TONE。
    トリニダート出身のサウンドMATSIMELA。
    そして3年前の1999 W.CチャンピオンのMIGHTY CROWNに代わって今年は日本からRED SPIDERが出場。

    情報提供:dancehallreggae.com

    (Kazumi@Ruff-Cut)



    2002年9月 -REGGAE TOP30-

    1.I'm Still In Love With You Boy(1)Sean Paul/Sasha
    2.Gimme the light (5)Sean Paul
    3.Love Makes The World Goes Around-Freddie McGregor
    4.World's Greatest-Terry Linen
    5.Speechless-Ghost
    6.Frenzy-Sanchez
    7.Help The Needy-Morgan Heritage/Beres Hammond
    8.Run Up And Down-Marcia Griffiths
    9.No More War (Tribal War)-Gearge nooks/Louie Culture
    10.Two Sevens Clash-Culture/Antony B
    11.Hold Me-Freddie McGregor
    12.God Above Everything-Antony B
    13.Sufferer (6)-Bounty killer
    14.Tall Up Tall Up-Elephant man
    15.Wha Dat Fa-Baby Cham
    16.No Letting Go-Elephant man
    17.Drive Me Crazy-Mr. Easy
    18.Holidays-Beres Hammond
    19.B.I.B.L.E-Binghie Bob
    20.Express divine-Warrior King
    21.All My Labies-Mega Banton
    22---
    23.Come Down Father (5)-Beres Hammond
    24.Overcome-Wayne Marshall
    25.Grades-mr. Lex
    26.Express Yourself-Beenie Man
    27.Online-Elephant man
    28.Weed Thuggin-Elephant Man/Wayne Marshall
    29.Sunshine Girl-Steven Marley/Capleton
    30.U Got It Bad-Antony Cruz

    (情報提供:X-NEWS)

    (Kazumi@Ruff-Cut)



    Hawkeye's Birthday Bash

    ファイル 224-1.jpg

    先日ManchesterのKirkvine Sports ClubではHawkeyeのバースディバッシュが行われた。

    夜9時をまわった頃、その日のためにセットされたべニューにはお客も集まり始めた。

    まずはST.Maryを拠点とするサウンドの Exxtacy Discoのジョグリンタイムが始まり、 ハードコアなセレクションでその場をBussさせた。

    そして夜中の1時を過ぎた頃、今度はEcho Stoneが Diwali, Nine Nightなどの最新のDancehallからHiphopまでの熱いセレクションでサポーター達を踊らせた。
    続いてRicky TrooperとYogieから成るSound Trooperのプレイ開始。

    Trooperはファンデーションのチューンをかけ続けて、 会場からはライターの火と数発の礼砲が放った。 Trooperは次に女の子達へのジョグリンチューンをかけ、 みんなはニューダンスのスタイルで答えた。

    そして3:30AMを過ぎた頃、楽しみにしていたショータイムがやっと始まった。

    ステージはGeneral DegreeのMCで始まり、彼の未発表のヒット曲 "Love Up Inna"や"Tell Yu Some Ting"や"Wi Nah Whappy Man" などで 会場には火が燃え立った。

    その後はLukie Dが"Back Up Back Up"を歌ったので 女の子達はキャーキャー叫び声を上げた。

    続いてChicoが"Show Yu Brand"やNah Stoop Low Low"や"Grudgeful"などを歌い 会場の熱気はさらにすごいものとなった。
    続いてTOKがステージで歌いはじめると会場は大混乱に...!!

    そして今夜の主役のバースディボーイ、Hawkeyeのステージで会場の熱気はピークに達した。

    ステージの途中、Hawkeyeのボナファイド ブレッヂンDeeJayのAlozadeが出てきて一緒に歌ったり
    Hawkeyeの"Go Rachel"や"Money Making Guy"や"Happen Mum"などのチューンでサポーター達は楽しんだ。

    Suger RoyとVibes Cartelも会場を盛り上げ、それはエキサイティングなイベントとなった。

    (情報提供:X-NEWS)

    (Kazumi@Ruff-Cut)



    Fully Loaded 2002

    7/28(日)はFort Clarence Beachで Fully Loaded 2002が開催され 道はロードブロックとなった。

    出演サウンドはSky Juice, Black Chiney, そして最初の出番だったアサイラムのDJ、Vendetta。

    UP TOWN代表のCoppershot, Left Side & Esco。

    出演したアーチスト達はRazz, Biggy, Jah Rule, Charlie Baltimore, Ashanti, Bounty Killerに続いて Elephantman, Kip Rich, Assassin, Cartel, Determine, Shano
    そしてHOST(司会)を努めたSpragga, Beenie man, Mr.Fully Loaded こと Tony Matterhorn。

    (情報提供:dancehallreggae.com)

    (Kazumi@Ruff-Cut)



    MAD JUGGLIN IN THE BAY

    7/28(土)St. Anns BayのJust CheersではBass OdysseyとJediとSoulvilleによるビッグバッシュメントが行われた。

    1ラウンドの最初はBass Odyssey(MIX MASTERのセレクターDJ MARKとMCのSkinny)がプレイ。
    その後にはJedi(Nico Bam BamとStickie)がプレイ。

    JediのBam BamはGolden Bathtubリディムを紹介をした後、Engineリディムをかけた。

    続いてSoulsvilleがDiwaliリディムで盛り上げて1ラウンドは終了。

    2ラウンドの最初はBass Odysseyのジョグリンチューン!

    それに対抗してJediはサウンドマンのアンサムソング、スレンテンのボウンティメドレーや Diwali チューンをかけて熱いラウンドとなる。

    Soulsvilleはこのラウンドでサポーターからまったくインプレッションを受けず。

    結局はBass OdysseyのSkinnyが Call di Hearset や Duck リディムのチューンでこのラウンドを取る。

    後半は雨が降り出してしまい、 ほとんどの女の子達はその場からいなくなってしまったのでクラッシュにならず。

    OdysseyもJediも7分くらいの間、Diwaliのアンサーソングのダブを交互にかけながら 同リディムで続くRiddim to Riddimのジョグリンタイムとなり、少数のサポーター達も楽しんだ。

    このRiddim to Riddimはチョコっとずつしかかけないので、 もっと長く聴きたいのに!と、さらにヴァイヴスが上がる時だ。

    Stickiaが「Skinnyはヤリ男だ」とディスしたことから この日のハイライト、Tune fi Tuneが始まった。

    Skinnyはマイクを取り 「俺はヤリ男じゃねぇ!」と言い返した。

    そのセグメントの後半には、Stickiaが女の子を呼び寄せ、JediのDubに合わせて踊らせ
    「ここにいる最高に熱い女の子達をどっちが踊らせるか勝負しようぜ!」

    Skinnyはマイクを取り上げて
    「お前はヤリ男だから、そうやってすぐに女と踊るんだ!」
    と勢いよく言い返したので、最初はしぶしぶと同意する様子のStickiaだったが、
    女がすぐにStickiaにまたがって踊り始めたので 結局はJediのStickiaがチャンピオンジョッキーとなったようだ。

    (情報提供:dancehallreggae.com)

    (Kazumi@Ruff-Cut)



    Bass Odyssey murda Mighty Crown - A NEW WAY FE BAWL FORWARD!!!!

    サウンドシステム業界の中でも大きいサウンドクラッシュの一つ "BASS ODYSSEY VS. MIGHTY CROWN"の対決が3/15/2002(FRI) BrooklynのWare Houseで行われた。

    これは"2001 WORLD CLASH"の決着!?と言われた話題のクラッシュでもある。

    昨年10月に行われたWORLD CLASH 2001で 全トロフィーを獲得した St. Ann出身のBASS ODYSSEY(MC SquingyとDJ Mark)は 正当なジャッジではなかったと避難され続けていたが、 今回のクラッシュで勝利を見事に証明した。

    クラッシュの当日、観客達は10:00pm頃からずっと行列して待っていたが、 2:00am 近くになるまでクラッシュは始まらず。

    その日対決する両サウンド共が遅い時間に会場に到着したために、 スタートが遅れ、暴動が起きそうになったのを押さえたのがニュー・サウンドのSYNEMAX。
    SYNEMAXはすばやくその場の雰囲気を変えて観客達を上げた。

    彼らのファーストラウンドは、たくさんの懐かしいチューンがかかった。
    Early BやSUPER CAT、DENNIS BROWN・・などの しばらく聴いていなかった曲や忘れかけていた曲などは懐かしくて特に良かった。

    その後はクラッシュへと移行。
    BOUNTY KILLERやCOBRAなどのDJ物をかけ、 取巻き達をブースの前方に立たせての45クラッシュへが始まった。

    FATHER BENTLEYがSYNEMAXに攻撃しかけ、 FATHER BENTLEYもたくさんのサポーター達に囲まれながら 同等にSYNEMAXと戦ったが、最終的には落ちてしまった。

    CROWNとODYSSEYがWare Houseに到着してからクラッシュが始まるまでに時間はかからなかった。

    セグメントは最初に30分、その後15分、10分となる。

    CROWNはトスで勝ち取り、まずは"TWEET"リディムのビッグチューンで ニューチューン・セグメントに入った。
    これらのチューンはその夜の最も大きなフォワードを得たが、 途中で脱線したためブーイングが起きた。

    一方ODYSSEYはARPのanthemで始まり、その後BUSHMANへ。
    その後は"THE BUZZ"リディムなどのビッグチューンをかけて、大きなフォワードを得た。

    しかしファーストラウンドで、ODYSSEYはありきたりのチューンを連チャンでかけ、 会場からブーイングを受けた。

    2ラウンドに入るとともに、CROWNは"THE BUZZ"リディムのSEAN PAULや ELEPHANT MANのダブでODYSSEYに対抗。
    ここでもフォワードを得る。
    それらのダブはODYSSEYやSquingyのことをネタにした替え歌である。

    その後すぐにSQUINGYが「BOUNTYの"RESTRANT"はプレイバックだっだ」と CROWNに反撃。
    ここでCROWNに対してブーイングが起き、このラウンドの後半にCROWNはやられる。

    それからODYSSEYはCROWNのARPのダブに対抗。
    会場はOdyssey支持者でいっぱいとなり 彼らがリードしていることが明らかとなった。

    最後の10分間のセグメントではODYSSEYのJunior GongのグラミーチューンをCROWNが KILL!
    その後もBEENIEやIWER GEORGEやKEVIN LITTLEなどのビッグチューンで 更に大きなフォワードを得た・・
    (続く)

    (Kazumi@Ruff-Cut)



    DID BABY CHAM INTIMIDATE BOUNTY KILLER??

    2002年3月9日(土)Road Block CrewのDADDY AL氏が毎年恒例の彼のバースディバッシュをワシントンガーデンで開いた。

    ジョグリンサウンドにSTONE LOVEとTRAVELLERS、スペシャルゲストにRENAISSANCEのJAZZY T、 その他数人のアーチスト達もゲストとして予定されていた。

    そしてBOUNTYがステージに現れた時、ショーのハイライトは起った。

    ここは“BABY CHAMのテリトリーなので自分は標的にされる”ことをBOUNTYは始めから知っていた。

    しかし彼はいつものやり方でステージに立ち
    “俺様はドレッドボーイ(CHAMのこと)なんてちっとも怖くねぇ!
    LADY CHAM(BABY CHAMの事を嫌味っぽく)なんて燃えちまえ!
    レッドボーイなんてどこかに消え失せろ!・・・”
    といった内容を含んだリリックを歌った。

    CHAMがステージに現れたが、今回は軽く流さなかった。

    そしてステージの上では両者のアーチスト達による対立が起きたが、
    途中でBOUNTYがCHAMにマイクを譲り、 CHAMは"Return riddim"で彼のブランニューチューンを激しく歌う、といった一面もあった。

    BOUNTYはCHAMに向かって
    「こんなくだらん事をいつまでもステージで繰り返している以上は 俺らのユーツ達が物を買えるようにはならん!」
    と言い
    「お前は自分のしていることが判っているのか?」
    と疑問視した。

    その直後にBOUNTYは
    「CHAM!! お前なんて死ね!」
    と一言。

    ここでまた言い争いが始まった。

    CHAMはいつもどおりの調子で
    「俺はPUNKなんかじゃないし、クラッシュなんてやる気もない」といった内容を含んだリリックで反撃。

    今度はBOUNTYが強引にCHAMに自分のやり方を押し付けたので リディムは尽き、しまいには観客達からもBOUNTYに対してブーイングが起き始めた。

    今度はBOUNTYが観客達に向かって
    「ここがCHAMのテリトリーで、こうなるように仕組まれていたってことは最初から知ってるんだ!
    だけど、まだ出番を待っているサウンドやアーチスト達がいるからな!
    まぁ精々みんなでこの後も楽しんでくれよ!俺は立ち去る!あばよ!!」
    と その場から消え、ステージには敵対状態だけが残った。

    (Kazumi@Ruff-Cut)



    BUJU BANTONの“GARGAMEL MUSIC STUDIO”がNEW CDをリリース!

    「みんなが楽しめる音楽を配給したい」ということから、Gergamel Music Productionsが初のCDをリリースした。
    選び抜かれたダンスホールチューンが16トラック収録されたコンピレーションだ。

    収録された曲はすべて、Gergamel Musicの有名なリディムの“Top A Di Top”や“The Dirty” などを特色としたCDなので注目されることは間違いないであろう。
    コアなダンスホールファンのためCDは全20トラック入りである。

    タイトル名にもなっている“Top A Di Top”オケのBUJUの曲ももちろん収録。

    Gergamel Music は、Bujuの今までの経験やDJのスキル、スタイル、すべてをこのCDに収めている。
    彼の深い声と堅いリリックは今までとは違ったBujuのヒットチューンを生み出すだろう。

    Elephant Manは Toppa Di Top のリディムに反逆するかのように“Doppy Know Who Fi Frighten”を歌い
    それはさらにハイエネルギーのレベルをもたらし旗を高く掲げ続けている。

    DancehallのベテランPinchersの“Pinchers Mi Name”を聴けば、彼がいまだ現役のベテランシンガーであることが判る。
    彼の持つユニークなスタイルがうまくミックスされた出来上がりで、 Top A Di Top リディムを飾るエリートメンバーのアーチスト達の作品をまさに完成させている。
    このシンガー(Pinchers)の創造的な才能は完璧だと確信するだろう。

    Buju BantonとElephantmanのコンビネーションの曲“Xtra X-Rated”は機知に富んだ挑発的なリリックである。
    この曲からハイパワージョグリンが始まる。

    もう一つのトラック“The Dirty”では
    Buju Banton-Click Click Stick
    Wayne Wonder-Up It Up 13
    Singer J & Kiprich-Sexy Body Gal
    Risto Benji-Woman Dem
    Chuck Fender-Kick Off Dem Face
    Hawkey-Yuh Nuh Corrupt
    General B-Tell Me How
    Galaxy P-What Is This
    Madd Anju & Gold Voice-Yuh Nuh Lie
    Don T-Don't Quit
    Anthony Cruz & Kiddie Famous-Always There For You
    Daddy Lizard-You Mi Gal
    Datermine-You See Me Movin'
    Hot Shots Crew-'See & Blind'
    などが収録されている。

    “The Dirty ”を聴けば、絶対にダンスをしたくなるほどノリノリのリディム!

    CDに収録されているすべての曲は Gergamel スタジオで Jermaine ReidとMark "Stumpy" Brownによってレコーディングされた。
    ミキシングはColin Buldy York、Clayton "Freckies" TrenchとJermaine Reid。

    (Kazumi@Ruff-Cut)