最近のコメント

  • Re:Baby Cham ft Bounty Killer & Mykal Rose - Stronger
  • (SEXY-P)
    2010/12/10
  • Re:Voice MailとCobra続報2
  • (jj)
    2010/05/27

    カテゴリ一覧

    プロフィール

    Ruff-Cut Crew

    コンテンツ

    過去ログ

    INFORMATION

    全記事をカテゴリ別に表示しました。またバックナンバーのリリックスやインタビュー、リポートなどもログ検索から簡単に探すことができるようになりました。(7/2010)

    ※画像をクリックすると拡大して見れます。
    (Ruff-Cut)

    記事一覧

    Peaceful Sting 2006 at Jamworld -Sting 2005リポート-

    ファイル 207-1.jpg

    写真は2005年12月26日にセントキャサリンのポートモアにあるジャムワールドにて開催されたSting 2006でのステージの様子。

    昨年キングストンのダウンタウンでレイプされ殺害された6歳の少女の写真をステージでかざすMr. Vegas。
    (写真撮影: CARLINGTON WILMOT氏)

    大勢集まったオーディエンス達の背後に朝日が登り始めた頃、GUINNESS STING 2005(ギネス主催スティング2006)はエンディングに入り、BEENIE MANとVYBZ KARTELがかわるがわる連発するリリックスに、多数の観客達は興奮してやまなかった。

    セレクターのGLAMOUR WAYNEとMCのNUFFYが、子供達を犯罪から守るためのマニュアルを読み上げたりと、ピース、ラヴ、ユニティを訴えるための努力を惜しまなかった。

    中でも、銃の事だけでなくGHANDI などを歌うAIDONIAには、たくさんの火が着いた。
    またPRODIGAL SUNのクリスチャンソングでは観客達がジーザスのためにジャンプしたり、まるで教会のお祭りのようだった。

    最後の取りの前に現れたNINJA MANでさえ、この日はピースな様子だったが、「今年はバウンティはキルするが、ビーニはしない」などの発言から興奮して火が着いた。

    ニンジャは警察長官のRENETO ADAMS氏をステージに呼び、自分の銃を返すよう要求したが、アダム氏は観客席の後方のTHE GLEANER (ジャマイカ新聞) チームの場所に隠れるようにいて、ステージには上がらなかった。
    余談だがアダム氏は昨年12月に曲をリリースしたそうだ。

    前回のスティングでクラッシュになったニンジャとカーテルだが、
    今年はビーニマンがステージからニンジャは去るように言ったので中断になった。

    ファイル 207-2.jpg今回のステージでもいくつかのスラングは使われていたものの、
    ひどい罵り言葉はなかった。
    今年のスティングも最後まで突っ走り、終了したのは翌朝の8時7分だった。

    多少時間延長はあったものの、いつものスティングとは違ったセグメントで、メッセージの強いシンガー達によるショータイムが設けられた。

    かなり早い時間からたくさんの観客達が集まり、 FIRST BORN (ガイアナ出身の6人グループのアーチスト) が彼らのヒット曲の「IRATES」を歌ったのは夜22時を過ぎた頃だった。ANTHONY CRUZの曲「TRULY A BLESSING」にはみんなが共感していた。
    またHALF PINTの「GREETINGS」では皆が身体を揺らし、「FOR THE LEADERS」を歌うLUCIANOに高く評価していた。

    ちょうど午前2時を過ぎた頃、PINCHERSが大ヒット曲「AGONY」や「MORNING RIDE」を歌い、みんなが楽しんでいた。

    写真はFOR THE LEADERSを歌うLICIANO。

    ■熱狂的なオーディエンス達

    RICHIE SPICEが「BLOOD AGAIN」を歌った時、会場のあちこちで炎が燃え、爆竹が鳴り、轟音を響かせ、リッチースパイスは歓迎された。
    また同様に、はっきりと明確に上手く韻を踏むリリックで歌うAIDONIAの「PROUD A YU GHETTO」や「LOLLY」は、皆を励まし、それはすばらしいステージだった。
    写真はAIDONIA。

    ファイル 207-3.jpg「STEP OUT」が大ヒットのBUSY SIGNALは全身黒で決めて登場し、LA LEWISと「MI NO KNOW YU TUNE, BUT YU GRAFFITI DEM BAD EEH」などのジョークを歌った。

    「CRY FOR MY PEOPLE EVERY DAY」を最初に歌ったCHUCK FENDERに、歓呼の声が上がった。

    「THOSE WHO LOVE MAMA」や「SERIOUS TIME」を歌うGYPTIANにオーディエンス達は心を打たれていた。

    TURBULENCEとSASHAは一緒に「LOVE OTHERS HAVE BEEN SEARCHING FOR」を歌い、
    ALOZADEのステージの最中に現れた KIPRICHは「LIQUERE」を歌った。

    キップリッチがどんな女の子に興味があるか述べて
    「みんなはエレファントマンがどんな女の子に興味があるか知りたくないか?」と観客に問いたところ、返答は「NO ̄!!」
    キップリッチは皆のクラップハンズとともにステージから退場した。

    FANTAN MOJAHの歌に対するオーディエンスからの穏やかな反響とは対照的に、朝の空に爆竹が鳴り響いた。

    しゃがれ声のASSASSINは「EDDIAT TING DAT」を繰り返し歌った。

    ■ハードコアな女性アーチスト達

    ファイル 207-4.jpg ファイル 207-5.jpg
    早い時間には、素敵な女性ダンスホールアーチストのRUFFIAN、SPICE、LADY SAWなどがハードコアなステージを見せた。

    FACEは間違ったことを言ってなかったが、彼女の「A WHE DE MAN WHO CAN WUK DEM MAN RIGHT」のリリックに観客から笑いのどよめきが起きた。

    またMACKA DIAMONDと一緒に「BUN HIM」を歌ったBLACKERはステージから下がれとヤジを入れられていた。

    写真はLADY SAW、MACKA DIAMOND。

    夜10時45分にステージが予定されていたBEENIE MANは、結局午前1時近くになって初めて現れた。

    SHANE-Oは「AYIYIYIYI」を、NANCOは「LUCKY YOU」を歌い、高く評価された。

    また「REBEL IN ME」と「A REGGAE BROKEN ARROW」を歌うNODDY VIRTUEには、本当に歓呼の声が上がっていた。

    この日、会場では黙祷(もくとう)が捧げれた。
    キングストンのダウンタウンでレイプされ、殺害された6歳の少女の死に対して敬意を表し、MR.VEGASが少女の大きな写真をステージでかざし、会場はライターの火と炎で燃え上がった。

    その夜の出演バンドはLIVE WYYA、KAUSHAN、RUFF KUT、ホストMCはDENISE MILLER、SHAKA FAME、RAGASHANTI、NUFFYとNUFFIESHA。

    THE KING OF THE DANCEHALLで知られるBEENIE MAN は、今年もヘッドラインアーチストの一人としてステージに立った。

    以上、GUINESS主催「STING 2006」の報告でした!

    (情報提供: THE GLEANER 写真撮影:CARLINGTON WILMOT)

    text: Kazumi(Ruff-Cut)



    Hawkeye's Birthday Bash

    ファイル 224-1.jpg

    先日ManchesterのKirkvine Sports ClubではHawkeyeのバースディバッシュが行われた。

    夜9時をまわった頃、その日のためにセットされたべニューにはお客も集まり始めた。

    まずはST.Maryを拠点とするサウンドの Exxtacy Discoのジョグリンタイムが始まり、 ハードコアなセレクションでその場をBussさせた。

    そして夜中の1時を過ぎた頃、今度はEcho Stoneが Diwali, Nine Nightなどの最新のDancehallからHiphopまでの熱いセレクションでサポーター達を踊らせた。
    続いてRicky TrooperとYogieから成るSound Trooperのプレイ開始。

    Trooperはファンデーションのチューンをかけ続けて、 会場からはライターの火と数発の礼砲が放った。 Trooperは次に女の子達へのジョグリンチューンをかけ、 みんなはニューダンスのスタイルで答えた。

    そして3:30AMを過ぎた頃、楽しみにしていたショータイムがやっと始まった。

    ステージはGeneral DegreeのMCで始まり、彼の未発表のヒット曲 "Love Up Inna"や"Tell Yu Some Ting"や"Wi Nah Whappy Man" などで 会場には火が燃え立った。

    その後はLukie Dが"Back Up Back Up"を歌ったので 女の子達はキャーキャー叫び声を上げた。

    続いてChicoが"Show Yu Brand"やNah Stoop Low Low"や"Grudgeful"などを歌い 会場の熱気はさらにすごいものとなった。
    続いてTOKがステージで歌いはじめると会場は大混乱に...!!

    そして今夜の主役のバースディボーイ、Hawkeyeのステージで会場の熱気はピークに達した。

    ステージの途中、Hawkeyeのボナファイド ブレッヂンDeeJayのAlozadeが出てきて一緒に歌ったり
    Hawkeyeの"Go Rachel"や"Money Making Guy"や"Happen Mum"などのチューンでサポーター達は楽しんだ。

    Suger RoyとVibes Cartelも会場を盛り上げ、それはエキサイティングなイベントとなった。

    (情報提供:X-NEWS)

    (Kazumi@Ruff-Cut)



    MAD JUGGLIN IN THE BAY

    7/28(土)St. Anns BayのJust CheersではBass OdysseyとJediとSoulvilleによるビッグバッシュメントが行われた。

    1ラウンドの最初はBass Odyssey(MIX MASTERのセレクターDJ MARKとMCのSkinny)がプレイ。
    その後にはJedi(Nico Bam BamとStickie)がプレイ。

    JediのBam BamはGolden Bathtubリディムを紹介をした後、Engineリディムをかけた。

    続いてSoulsvilleがDiwaliリディムで盛り上げて1ラウンドは終了。

    2ラウンドの最初はBass Odysseyのジョグリンチューン!

    それに対抗してJediはサウンドマンのアンサムソング、スレンテンのボウンティメドレーや Diwali チューンをかけて熱いラウンドとなる。

    Soulsvilleはこのラウンドでサポーターからまったくインプレッションを受けず。

    結局はBass OdysseyのSkinnyが Call di Hearset や Duck リディムのチューンでこのラウンドを取る。

    後半は雨が降り出してしまい、 ほとんどの女の子達はその場からいなくなってしまったのでクラッシュにならず。

    OdysseyもJediも7分くらいの間、Diwaliのアンサーソングのダブを交互にかけながら 同リディムで続くRiddim to Riddimのジョグリンタイムとなり、少数のサポーター達も楽しんだ。

    このRiddim to Riddimはチョコっとずつしかかけないので、 もっと長く聴きたいのに!と、さらにヴァイヴスが上がる時だ。

    Stickiaが「Skinnyはヤリ男だ」とディスしたことから この日のハイライト、Tune fi Tuneが始まった。

    Skinnyはマイクを取り 「俺はヤリ男じゃねぇ!」と言い返した。

    そのセグメントの後半には、Stickiaが女の子を呼び寄せ、JediのDubに合わせて踊らせ
    「ここにいる最高に熱い女の子達をどっちが踊らせるか勝負しようぜ!」

    Skinnyはマイクを取り上げて
    「お前はヤリ男だから、そうやってすぐに女と踊るんだ!」
    と勢いよく言い返したので、最初はしぶしぶと同意する様子のStickiaだったが、
    女がすぐにStickiaにまたがって踊り始めたので 結局はJediのStickiaがチャンピオンジョッキーとなったようだ。

    (情報提供:dancehallreggae.com)

    (Kazumi@Ruff-Cut)



    Bass Odyssey murda Mighty Crown - A NEW WAY FE BAWL FORWARD!!!!

    サウンドシステム業界の中でも大きいサウンドクラッシュの一つ "BASS ODYSSEY VS. MIGHTY CROWN"の対決が3/15/2002(FRI) BrooklynのWare Houseで行われた。

    これは"2001 WORLD CLASH"の決着!?と言われた話題のクラッシュでもある。

    昨年10月に行われたWORLD CLASH 2001で 全トロフィーを獲得した St. Ann出身のBASS ODYSSEY(MC SquingyとDJ Mark)は 正当なジャッジではなかったと避難され続けていたが、 今回のクラッシュで勝利を見事に証明した。

    クラッシュの当日、観客達は10:00pm頃からずっと行列して待っていたが、 2:00am 近くになるまでクラッシュは始まらず。

    その日対決する両サウンド共が遅い時間に会場に到着したために、 スタートが遅れ、暴動が起きそうになったのを押さえたのがニュー・サウンドのSYNEMAX。
    SYNEMAXはすばやくその場の雰囲気を変えて観客達を上げた。

    彼らのファーストラウンドは、たくさんの懐かしいチューンがかかった。
    Early BやSUPER CAT、DENNIS BROWN・・などの しばらく聴いていなかった曲や忘れかけていた曲などは懐かしくて特に良かった。

    その後はクラッシュへと移行。
    BOUNTY KILLERやCOBRAなどのDJ物をかけ、 取巻き達をブースの前方に立たせての45クラッシュへが始まった。

    FATHER BENTLEYがSYNEMAXに攻撃しかけ、 FATHER BENTLEYもたくさんのサポーター達に囲まれながら 同等にSYNEMAXと戦ったが、最終的には落ちてしまった。

    CROWNとODYSSEYがWare Houseに到着してからクラッシュが始まるまでに時間はかからなかった。

    セグメントは最初に30分、その後15分、10分となる。

    CROWNはトスで勝ち取り、まずは"TWEET"リディムのビッグチューンで ニューチューン・セグメントに入った。
    これらのチューンはその夜の最も大きなフォワードを得たが、 途中で脱線したためブーイングが起きた。

    一方ODYSSEYはARPのanthemで始まり、その後BUSHMANへ。
    その後は"THE BUZZ"リディムなどのビッグチューンをかけて、大きなフォワードを得た。

    しかしファーストラウンドで、ODYSSEYはありきたりのチューンを連チャンでかけ、 会場からブーイングを受けた。

    2ラウンドに入るとともに、CROWNは"THE BUZZ"リディムのSEAN PAULや ELEPHANT MANのダブでODYSSEYに対抗。
    ここでもフォワードを得る。
    それらのダブはODYSSEYやSquingyのことをネタにした替え歌である。

    その後すぐにSQUINGYが「BOUNTYの"RESTRANT"はプレイバックだっだ」と CROWNに反撃。
    ここでCROWNに対してブーイングが起き、このラウンドの後半にCROWNはやられる。

    それからODYSSEYはCROWNのARPのダブに対抗。
    会場はOdyssey支持者でいっぱいとなり 彼らがリードしていることが明らかとなった。

    最後の10分間のセグメントではODYSSEYのJunior GongのグラミーチューンをCROWNが KILL!
    その後もBEENIEやIWER GEORGEやKEVIN LITTLEなどのビッグチューンで 更に大きなフォワードを得た・・
    (続く)

    (Kazumi@Ruff-Cut)



    DID BABY CHAM INTIMIDATE BOUNTY KILLER??

    2002年3月9日(土)Road Block CrewのDADDY AL氏が毎年恒例の彼のバースディバッシュをワシントンガーデンで開いた。

    ジョグリンサウンドにSTONE LOVEとTRAVELLERS、スペシャルゲストにRENAISSANCEのJAZZY T、 その他数人のアーチスト達もゲストとして予定されていた。

    そしてBOUNTYがステージに現れた時、ショーのハイライトは起った。

    ここは“BABY CHAMのテリトリーなので自分は標的にされる”ことをBOUNTYは始めから知っていた。

    しかし彼はいつものやり方でステージに立ち
    “俺様はドレッドボーイ(CHAMのこと)なんてちっとも怖くねぇ!
    LADY CHAM(BABY CHAMの事を嫌味っぽく)なんて燃えちまえ!
    レッドボーイなんてどこかに消え失せろ!・・・”
    といった内容を含んだリリックを歌った。

    CHAMがステージに現れたが、今回は軽く流さなかった。

    そしてステージの上では両者のアーチスト達による対立が起きたが、
    途中でBOUNTYがCHAMにマイクを譲り、 CHAMは"Return riddim"で彼のブランニューチューンを激しく歌う、といった一面もあった。

    BOUNTYはCHAMに向かって
    「こんなくだらん事をいつまでもステージで繰り返している以上は 俺らのユーツ達が物を買えるようにはならん!」
    と言い
    「お前は自分のしていることが判っているのか?」
    と疑問視した。

    その直後にBOUNTYは
    「CHAM!! お前なんて死ね!」
    と一言。

    ここでまた言い争いが始まった。

    CHAMはいつもどおりの調子で
    「俺はPUNKなんかじゃないし、クラッシュなんてやる気もない」といった内容を含んだリリックで反撃。

    今度はBOUNTYが強引にCHAMに自分のやり方を押し付けたので リディムは尽き、しまいには観客達からもBOUNTYに対してブーイングが起き始めた。

    今度はBOUNTYが観客達に向かって
    「ここがCHAMのテリトリーで、こうなるように仕組まれていたってことは最初から知ってるんだ!
    だけど、まだ出番を待っているサウンドやアーチスト達がいるからな!
    まぁ精々みんなでこの後も楽しんでくれよ!俺は立ち去る!あばよ!!」
    と その場から消え、ステージには敵対状態だけが残った。

    (Kazumi@Ruff-Cut)



    「Boom Blast 2001」リポート

    ファイル 238-1.gif

    週末にHeroe'sで行われた「Boomblast 2001」は
    トップクラスのダンスホールアーチスト達が多数出演したのにもかかわらず、 人の入りが少ないので驚いてしまった。

    少数の観客達ではあったが、Mad Cobraを始め Merciless, Warrior King, Hawkeye, Monster Chack Crew, Worm Dem, Scare Dem Crew, Determine, Natural Black・・・などが、 はなやかなパフォーマンスで一晩中会場をライターの火と炎で燃え立たせ続けた。

    (写真:Mad Cobra)

    夜の部にメインでやる予定のサウンドシステムが遅れて到着したために ショーは遅いスタートとなった。

    AM3:00になると、男たちが想像力を掻き立てられ大喜びしそうな SEXYな衣裳を身に付けたHardcopy GirlsやMoney Chin, Angela そしてCamikaがステージに現れたので、 会場が活気的になった。

    MC Big Stoneが最初のパフォーマのWarrior Kingをステージに呼んだ。
    Warrior Kingは“Virtuous Woman”や“Pagans”などのヒット曲を 次々と歌い上げた。
    スタートが遅れたことなんてどうでもいい!と思ってしまうほど ステージは素晴らしかった。

    次にはNatural Blackがヒット曲の“Song with Feeling”でステージを跳ねまわり 観客の反応は上々だった。
    そしてSaba Toothの“Hold the Faith”のポジティブなメッセージは その日の観客達の最大の感心事のようだった。

    次に、Determineがエネルギッシュな取巻き達に囲まれ、 ヒット曲の“Knocking at my Door”を歌いステージに現れた。
    それはまさにハードコアなステージの始まりとなった。
    ダンスホール好きな人達のためのショータイムだ。
    DJ達が次々とレッドホットチューンを歌い始め人々は熱狂した。

    Captain BarkeyとWickermanは“Miss Matty Bwoy”
    Power Manは“Prison Neva Fe Dog”をパフォーマンス。

    Chickenの“Take a Gal Man”は とくにオーディエンス達に受けていた。

    Boom Dandemiteも、その夜の観客達から たくさんのフォワードをもらったアーチストの一人だ。
    会場から「ポウ!ポウ!」という叫び声やホイッスルがピーッピーッ!吹く音が聴こえ ライターの火があちらこちら灯る中、Boomは自分のディスコグラフィと 90年代初期にヒットした曲“Blood a Run Through the City”を歌った。

    その後のNitty Kutchieの“Never Know a Who Dem Run Come Dis”も相当な盛り上がりだった。

    次に攻撃的な Mad Cobra のステージが始まると Spanish Townのマッシヴ達は「もっと!もっと!」の歓声を上げた。

    そして Hawkeye や General B、Round Head や LUST のステージでは女達が狂喜した。

    さらに Spanish Town の人々が特に好きなアカペラスタイルを Chuck Fenda や Risto Benji、Fross Man や Krayzie Hype、Champelli が 披露した。

    早朝になると“War Family”を歌うMercilessが登場してショーは終わった。

    このイベントの始まりのジョグリンタイムは、 Copper Shot や Adonai、Amplex などのサウンドが参加。
    協賛には Sonny Ranks や Mr.Lex、ARP、Jack Scorpio など。

    (Kazumi@Ruff-Cut)



    Great VibesだったLittle Copa's 1st Anniversary Dance

    5月26日土曜日、イーストに新しく出来た最新ホットスポット -Little Copa - では
    1周年記念のビッグダンスが行われた。

    サウンドシステムのSTONE LOVEのSwamp Kingを始め、
    Cooper ShotとJervis Internationalのセレクタ-群が集まり、
    最新チューンのミックスを始め、グレートなオールディーズなどをかけた。

    会場は盛り上がり、翌朝の太陽が昇るまでみんな踊り続けた。

    3:30amになってから、Father Roy FowlとBritish crewが流行りのダンスホールをかけ始めるとクラブの中はたくさんの人達で溢れ始めた。

    その後、会場内のバイブスはどんどん上がり、Cooper Shotもボリュームをさらに上げた。

    男達は乗り付けてきた有名車を道路脇に停め、最新のブランドの服で決めて現れ、
    それと同時に、女達も最新のホッティストな衣装で決めて、次々登場。

    ギュウギュウ詰めとなったクラブの中には、 Buju Banton, Elephant Man, Ghost,Round Head, General B, Tanto Metro, Delly Ranks, Terro Blacks, Little Wickedの他、数名のアーチスト達がFather wee Powを始めとするダンスホールのトップクルー達とジャミングしていて、Little Copaの人々は熱気ムンムン。

    Little Copaの重役、オーナーのBenji, Lan, Muscleの3人は
    日頃サポートしてくれている常連客達にお礼の言葉を述べ、
    BenjiとMuscleは、それぞれ女の子を選んでダンスフロアに連れ出し
    スローダンスをさせ、ここのボスは誰なのかということを見せつけた。

    Jervis Internationalの心地良いサウンドの後は、
    Swamp KingとStone Love crewが最後まで盛り上げた。

    5時をまわると、ようやく最初のステージショーが始まり、
    Monster ShackのRound HeadとGeneral BとGhostが登場し、
    続いてTerro Blackと数人の若手ユース達もステージに出現。

    Monter Shackのパフォーマンスに、盛大な歓声があがった。

    残念なことに、バックステージでマイクを握りたがっていたElephant ManやBuju Banton、その他の若手アーチスト達は時間の都合上、ステージに現れることなく、すでに会場を去った。

    結局、ステージショーはそれで終わり、
    会場はまたパーティタイムへと戻り、参加者に賞品が与えられる時間となった。
    抽選で選ばれた人達に、電話やステレオのコンポセット、電子レンジ、テレビ、ビデオカセット、などの賞品が与えられた。

    翌日の日曜日の朝6:30amになると、Little Copaのキッチンでは、
    朝食のアキ&ソルトフィッシュ(ジャマイカの代表料理)、カラルー(ソルトフィッシュと一緒に食べる)、ダンプリン(ケーキ)茹でたバナナやサツマイモなどが用意され、朝食を楽しむ者もいれば、踊り続ける者もいて、少しづつ人は退散していった。

    とにかく、その夜は純粋に楽しいパーティだった。

    騒いで、踊って、笑って、たくさんのバイブスとシャンペン、Alize、酒・・・楽しむためのすべて要素が本物のダンスの場を創っていた。

    最後にX-News crewがその日のダンスを終了した時は
    すでに朝の7:00amをまわっていたが、それでもまだ人々の身体は揺れていた。

    これがLittle Copa のパーティスタイルなのだ。

    クラブのマネージメントやスタッフ達は、今後もこのような楽しみをみんなに届けていきたい、としてたくさんの感謝とあいさつの言葉を贈った。

    kazumi(RUFF-CUT)



    忘れがたいイベント - Rebel Salute 2001

    ファイル 259-1.jpg

    St. ElizabethにあるPort Kaiser Sports Clubの会場では
    Lucianoを始め、CultureやBunny Wailer、Capltonなどが出演の"Rebel Salute 2001"が開催された。

    そのイベントでは、ブーイングや争いや口論などなく、ましてやステージにボトルを投げつけるような観客もいなかった。

    純粋にレゲエミュージックを聴きたいというコンシャス マインドな黒人や白人達が集まり、
    あちらこちらには、レッド、ゴールド、グリーンの旗が挙げられ、会場は、ピース、ラブ、そしてユニティな雰囲気に包まれていた。

    ベテランから新人まで 様々なアーチスト達が集まった"Rebel Salute 2001"は夜8時にスタートした。

    その日の出演者達の中の一人、Ras Shiloは"On To Jah We Go"と"Are You Satisfied"を歌った。

    ベテランの女性アーチストのLady Gはカルチュラルなステージを披露、観客達の反応も良かった。

    独特なスタイルを持つLion Faceは会場からたくさんのアンコールを受けていた。

    Poet Jonahは自分のポエムを歌い語り、ステージにIley Dredを呼んで、彼らのヒットシングル"Mama"を歌った。

    Tony Rebelも、ショートタイムのステージを披露。
    会場のあちらこちらで、ライターの火が灯った。

    そして1:15AM頃になって、Kymani Marleyがステージの中央に立った。
    Bob Marleyの息子であるKymani Marleyのステージも良かった。
    彼は2枚のアルバムをリリースしているはずだが、それらの曲はほとんど歌わず彼の父親"Bob Marley"の曲を歌っていた。
    最後に"Turn Your Lights Down Low"を歌い、観客達の反応は良かった。

    次に、闘争的アーチスト、Mikey Generalが登場した。
    控えめなラスタマンだが、力強いパフォーマンスを見せてくれた。
    "It A Go Red"や"Selassie Sons and Daughters"などのヒット曲で会場中はマッシュアップした。

    そしてMikey Generalの友達、メッセンジャーのLucianoをステージに迎えた。
    Lucianoがステージに現れると、会場からは巨大な花火が打ち上げられた。
    "Sweep Over My Soul", "Give Me a One Away Ticket""Ulterior Motive"そして"It's Me Again Jah"のヒット曲などを会場にむけて歌った。
    メッセンジャーは、ジャンプしてステージを跳ね回り、胸が張り裂けるほど感動的な愛の歌を聴かせ、会場のファン達も大喜びの様子だった。

    そして、Don-DaddaのBunny Wailarがステージに現れたのは、夜中の3:00AMをまわっていた。
    Banny Wailarは、1時間くらいの間ステージで歌い続けた。
    "Don Dadda","Cool Running"そして"Let Me Show You How Fe Ram Dancehall"などのヒットソングを次々と披露。

    そして、ショーがいったん小休止した後、旗が揚げられライターの火があちこち灯る中からFire ManことCapltonが現れた。
    彼の兵隊達と共に歌う、彼のヒットチューンで会場は炎に包まれた。
    観客達の手の中では、ライターの火がつけられ、Capltonは少なくとも5曲のブランニューチューンを歌っていた。
    最後の曲になると、会場からもっともっと!!という大歓声が湧いた。
    彼のバンド"Prophecy"がステージから去った後もまだなお、もっともっと!!という叫び声があがっていたが、彼のステージはそこで終了した。

    次にステージに上がったのは、Israel Vibrationだった。
    彼らの有名な曲"We All Going to Sing the Same Song"を歌うまで、ステージはまったく盛り上がらなかった。

    次のステージのPaul Elliotが現れたのは早朝の5:15AMだった。
    ステージは短かったが、ショーは良かった。
    特に"Seek Jah Blessing"では盛り上がった。

    ベテランアーチストのJimmy Rileyは、ファンデーションの"Every Body Need Somebody""Things Gonna Get Tough""Black Mother Pray"そして"Black Mother Pray"などのヒット曲で観客達を感動させていた。

    続いてJah Masonがステージに現れすばらしいステージを見せた。
    Masonは自分は戦士であることをステージで強調して、未来のためへの1曲を歌った。

    "Sun Shining"で登場したEverton Blenderは"Rasta Come Fe Tek Over","Lovers Holiday"
    そして"Ghetto People Song"などのヒット曲を歌い、その後娘のIsha Blenderをステージに呼び寄せた。
    Ishaが、Dennis Brownの"Love and Hate Can Never Be Friends"を歌った時はさすがに父親の歌の才能を受け継いでいると思わずにはいられなかった。
    最後に、Blenderのみんなから愛されている曲"Were Do The Children Play"を歌い、ステージは終了した。

    続いて、すばらしいレゲエアーチストの代表の一人である、Joseph Hill("Culture"のメンバー)がステージに登場。
    会場からはもっともっと!!という大歓声があがっていた。
    何故 彼がビジネス業界でトップの座にいるのか、が証明されるステージだった。
    "Tribal War","This Train""Jah See Dem A Come""When Two Sevens Clash"などのヒット曲を披露。

    そして、流暢な言葉ですらすら歌うスタイルのGren Washington, Anthony B、そしてBeenie Manが最後にすばらしいステージを見せ、
    (BeenieはAnthony Bからステージに呼ばれた)その日のステージが終了したのは、朝8:50AM だった。

    忘れられないイベントとなった"Rebel Salute 2001"では紛争や争いごともなく、すばらしい内容のショーとなった。

    このようなソウルフルなイベントをプロデュースしたTony Rebelとその仲間達に敬意を...!!!

    REBEL SALUTE 2002のDVDはこちらで購入出来ます

    by kazumi(RUFF-CUT)



    Buju, Yellowman, Morgans Heritageがバハマ諸島にも感動を与えた

    ファイル 267-1.jpg

    12月2日、小さな島 バハマ諸島の首都ナッソーのSt. Elizabeth Sports Centreでは
    "Millennium Countdown 4"というビッグイベントが開催された。

    Buju Banton, King Yellowman, Morgans HeritageとLMSという豪華な出演者による
    コンシャスあり、ハードコアダンスホールありの感動的なダンスだったそう。

    "Millennium Countdown 4 - The Transfiguration" の開演時間はかなり遅かった。

    しかし、バハマ人、ジャメイカ人、ツーリスト達がどんなに待たされても
    充分に価値あるほどエキサイティングなショーだったそう。

    Yellowman は(彼は1979年以来バハマではショーをしていない)
    バハマ人達はもちろんのこと、入国管理のオフィサー達からも盛大な歓迎を受けたそうだ。

    彼が到着した時は、バハマ中が大騒ぎだったとニュースで放映された。

    大勢の女性ファン達が、ベテランの"King of Dancehall"を一目だけでも見ようと
    空港を始め、ラジオ局、ブリティッシュヒルトンホテルなどに集まった。

    Downsound/Sigma がプロモートのこのイベント、MCにはハイエネルギーマスターの"Richie B"。

    その夜のショーのトップバッターのYellowmanは黄色の衣装に黄色のスカーフを頭に巻き付けて登場。
    観客達はこのステージに大喜びの様子で会場は大騒乱。

    Yellowmanは 観客達の期待を裏切ることなく、ダンスしてワイニーして飛び跳ねてステージショーを演出して盛り上げた。

    最近では、このスタイルのアーチストは殆どいない。
    彼のステージでの曲は、ほとんどがギャルネタ、下ネタ....。
    "100 Sexy Chicken Chasing","Mr. Chin", "Getting Married""Eradication","Tek Over","Mad Over Me", Zunguzunguzeng""Look How Mi Sexy","Blueberry Hill"。
    その他にジャマイカで大人気のグレースの"ジャマイカン ケチャップ"のCMソングも披露した。

    彼はハードコアダンスホールを思いっきりステージで表現し観客達からたくさんのアンコールを浴びた。

    ファイル 267-2.jpg次のステージでは雰囲気ががらっと変わる。

    観客達にカルチャーの意識をひらきおこし理解をもっと深めるよう呼びかけた3人組のLMS。
    このLMSは、Denroy Morgan(Morgan Heritageの父)から音楽的才能を受け継いだ子ども達で結成された若手グループ。
    彼らが将来的に有望であることは間違いないだろう。

    次にステージに現れたのは、年長グループのMorgan Heritage。
    聴いたことのないスロー系の曲で始まった。
    "Trodding The Earth","Live Up","Liberation"そして彼らの大ヒット曲、"Down By The River""Reggae Bring Back Love", "Don't Haffi Dread"の歌が会場を響かせ、観客達は感動のピークに達した。

    Morgan Heritageのステージは間違いなくコンシャスでありすばらしいものだった。

    日曜日の早朝の出番のBuju Bantonのショーまでの間 New Era Sound SystemにRichie BのMCで会場は盛り上がった。

    2:30AMになり、Buju Bantonと彼のバンド"Shilo Band"がステージに立った。

    Bujuはライオンがほえるように"Distiny"を歌い上げステージは始まった。
    次の曲"Gargamel"では、より神秘的なステージを演出。
    まるで本物のBobo Shantyの戦士のようだった。

    注: Buju Bantonは音楽業界の中で"Gargamel"と呼ばれている

    ファイル 267-3.jpg更にコンシャスリリックの"It's Not An Easy Road"を歌い、それからブランニューソング"Mighty Dread"をステージで披露した。

    その後は、"It's All Over","Walk Like A Champion""Blackman/Browning","Want To Be Loved","Big It Up""Close Sponge","Woman Dem Fat"で会場を盛り上げ、大ヒット曲の"Boom Bye Bye"では観客達から熱狂的な喝采を浴びた。

    それからBujuはMorgan Heritageをステージに呼び寄せ、旧約聖書の中の詩編二十三の聖歌を歌い、会場は瞑想的な雰囲気に包まれた。

    そして予定の時間も過ぎ、Buju Bantonは嘆きながら"Murderer"を熱唱しステージを去った。
    このイベントは2000年最後のミレニアムカウントダウンを代表するショーだったといっても過言ではないであろう。

    このイベントの入場料はフリー。
    大混雑した観客達の入場整理のためにこの日のショーの開演時間は遅れてしまったがショーじたいは、すべてスムーズに進行した。
    これの前夜祭が、Zoo Night Clubであったらしい。

    このイベントの主なスポンサーは、Air Jamaica、British Colonial Hilton Hotel。

    アーチストのサポートはSagittarius, Morgan Heritage, Shilo Bands。
    サウンドは、New Era Sound SystemとInternational Bodyguard。
    セキュリティは警察より供給。

    (Kazumi@Ruff-Cut)



    L.A.のビッグイベント Jamaican Gold 2000

    ファイル 286-1.jpg

    2000年10月20日からアメリカに買付けの旅に行くことに決まったので、
    現地のイベント情報を調べていたら、ちょうどL.A.にいる間におもしろそうなイベントを発見。

    「Jamaican Gold 2000」という、L.A.ではベストと言われるビッグイベントらしいので
    早速行ってみることに...。

    フライヤーを見ると、どうもVPの最新リリースパーティも兼ねたイベントでJ.A.からは、エレファントマンとレッドラットが出演するらしい。

    現地の仲間がいうには、
    「先週のブジュの時は、長蛇の列が出来て入場するの大変だったんだ。並ぶのは嫌だから早く行こう!」
    とせかすので、オープンの9:00pmに現地で待ち合わせということに....。

    現地に着くとすでに行列が出来てはいたが30人くらいだった。

    それでも現地のシスター達はかなりおしゃれだし、何だかワクワクしてきた。
    友達の一人は自称イベントプロモーター。
    入り口のセキュリティにあいさつしてまだ入場前なのに私達を中に入れてくれた。
    入場料はフリーになってしまった!
    なんてラッキーなの!!! これこそ来た甲斐があったってもんだわ。(笑)

    中に入るとそこは吹き抜けのガーデンテラスであちこちにテーブルがセットされている。

    会場内に露店を作っているラスタマンを発見。
    小さなテーブルの上にシルバーのアクセサリーやお香、ラスタのグッズなんかをせっせと並べていた。
    奥の方ではバンドショーがあるらしく楽器が次々と運ばれていた。

    屋内に入ると大きなカウンターがあり、きらびやかなダンスフロアではセレクターが最新のHIPHOPやダンスホールが大音量でかけていた。
    フロアの脇の細い通路を歩いていくと、奥には更に大きなダンスフロアがあった。
    さすがL.A.というだけあってすべてが大きい。

    ステージではセレクターが古めのレゲエをかけていた。
    上の方を見ると、レストランらしきものも発見。
    しばらく外のガーデンのテーブルで、L.A.のブラザーやシスター達のファッションチェックしたりしてくつろいだ。

    気が付くと外も中も人でたくさんになっていて日本人らしき姿も見かけた。
    私は屋内のダンスフロアで80年代のダンスホールで、シスター達と一緒にダンスを楽しんだ。

    ヒロさんはラスタの仲間達と一緒に野外のルーツのバンドショーで楽しんでいたそう...。
    自分の好みのレゲエのセレクションを選べるというのも嬉しい。

    一番奥のフロアが一番人気らしく、RUFF KUTTというL.A.のサウンドが最新ダンスホールやヒップホップをかけていた。
    人もあふれんばかりにたくさんで、とても踊れるスペースなどないほどだった。

    そんな感じであちこち移動しながらダンスを楽しみ、気がつくと夜中の1:00amをまわっていた。

    ファイル 286-2.jpg「レッドラットもエレファントもまだ?やっぱL.A.には来ないのかしら?」なんて思いながら
    レストルームにいる間に、なんとショーが始まってしまったらしい。

    レストルームから出るとヒロさんが
    「もう始まってるよ。早く早く!!」と教えてくれた。

    急いで、一番奥のフロアに行くと、人でいっぱい。
    ましてや背の高いブラザー達が 後ろの方にたくさんいてステージなんて見えない状態。
    確かにエレファントマンとレッドラットの声がするのに。

    私達は何とか姿を見ようとブラザーやシスター達の間をくぐり抜けて、
    やっとステージが見える場所を確保した。
    ステージでは金色の髪のエレファントと金色の髪を博士のように爆発させたレッドラットが会場を盛り上げている姿が....。

    う....まさに..。
    本物だ...。感激だ!

    二人はRUFF KUTT SOUNDのリディムに合わせて歌っていたが、途中何度もRUFF KUTTのプレイに不満の声をあげていた。

    そんな事はおかまいなしにL.A.の観客達は大満足の様子で盛り上がりも恐いほどのマッシュアップだった。

    会場内から、一人のシスターがステージに上げられ、エレファントがそのシスターに絡むシーンでは会場中がはじけた。
    歌う曲も最新リリースパーティというだけあってブランニューばかり披露。
    最後は会場中がライターの火でいっぱいだった。

    なんとも贅沢なショーだったが、あっというまに終わってしまった。
    日本でのショーはアーチストのパフォーマンスする時間が本当に長いと思った。
    ショーが終わるのと同時に私達も退散することにした。

    二日後には、RAS SHIL0HとJUNIOR REIDのライブショーもあったのだが、
    どうしても時間的に無理だったので断念した。
    悔しいのでフライヤーだけアップしておこう...。

    ファイル 286-3.jpg ファイル 286-4.jpg

    このL.A.の「Jamaican Gold」というイベントは毎週日曜日に行われているらしいので、
    今後 L.A.に行く予定のある人はぜひチェックしてみて。

    ラフカットのお薦めのイベントです。
    女の子はドレスアップしていくことをお忘れなく...ね。

    (Ruff-Cut/Kazumi)



    ページ移動